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受験生 Q & A

東アジア近代の列道の歴史は、どのゼミで?

質問

東アジア近代の鉄道の歴史に関心ありますが、日中韓三国とも関係あるから、貴学科は東アジアの近代に関わる教授は2人ありますが、何方のゼミに参加すれば良いですか。

回答

ご質問ありがとうございます。
そうですね、どちらのゼミに所属しても、ご希望の研究は可能だろうと思います。
東アジアの近代を専門とする教員は、ご指摘のとおり、本学科に2人おります。
1人は日本近現代史の長田彰文教授、アメリカ、朝鮮、日本、台湾などをめぐる国際関係史が専門です。
もう1人は中国近現代史の笹川裕史教授、中国共産党をはじめとする日中戦争前後の社会史が専門です。
よって、質問者さんの目指す研究が、日本や朝鮮に重きを置くものであれば長田ゼミへ、中国へ重きを置くものであれば笹川ゼミへ所属するのがよいでしょう。しかし、どちらか一方に所属しても、もう一方の教員とまったく断絶してしまうわけではなく、個人的に研究室を訪れ、アドバイスを貰ったり、指導を受けることは可能です。
それから、相性の問題もあるかもしれません。入学したあとにお2人の話をよく聞き、自分に合ったゼミを選べばよいのではないでしょうか。

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史学科の独自入試について教えて下さい。

質問

入試についてなのですが、今のところ共通テスト併用型を考えています。そうなるのと、御校独自の「歴史学についての適正を問う」ということらしいですが、これは日本史や世界史は関係なく出題されるのでしょうか? 教えてくださる範囲で教えて下さると助かります。

回答

お問い合わせいただきありがとうございます。
まだ新しい入試制度になって間がありませんので、ご心配はもっともです。しかし、過去問の内容からご理解いただけると思うのですが、日本史・世界史の両選択のどちらにも偏ることのないよう、高校までの歴史科目で培われた知識を駆使すれば回答できる、思考型の出題を心がけています。
2020年度までの一般入試の学科試問と、大きな傾向上の相違はないはずですので、それらを踏まえて準備をお進め下さい。

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支配の歴史について学べますか?

質問

私は香港のデモを生で見たことと、パナマに留学していたことから支配の歴史について関心があるのですが、史学科で学ぶことは可能ですか?

回答

お問い合わせありがとうございます。
権力、支配といったターム、事象は、現代歴史学にとって、最も研究が進んでいる対象と思います。
本学科の専任教員の大部分も、各時代や分野のなかで、支配や権力に関する研究業績を持っています。
どの地域、どの時代を選んだとしても、支配の歴史を学ぶことはできるでしょう。
ちなみに、権力や支配の問題は、何も王権や国家のみに関わるものではありません。
例えば、近年のフェミニズム運動の高まり、DVやハラスメントなどが蔓延る現実をみても分かるように、職場や家庭、私的な人間関係のなかにも存在します。私は環境史が専門ですが、樹木や動物たちと人間との間にも、支配や権力の問題は強固に機能しています。
ぜひ、より広い視野で、支配の実態を捉えてみてください。

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平成までの日本史を学べますか?

質問

近現代日本史(大正〜昭和、平成)まで学ぶことはできますでしょうか?

回答

お問い合わせありがとうございます。
非常事態宣言延長等々のゴタゴタで、ご返事が遅くなり申し訳ありません。
さて、お訊ねの件ですが、残念ながら、本史学科では、戦後の新しい時代から現代に至るまでは、カリキュラムとして充分整備されているとはいえません。
もちろん、卒業論文のテーマとして選ぶことは可能ですし、それについての指導は受けられます。
日本近現代史担当の長田教授は、もともと国際関係論がご専門ですし、政治学などの授業も開講されています。
毎年、現代史とでもいうべき分野で卒論を書く学生もいます。
しかし、社会学科や総合グローバル学科の先生方にアドバイスを受けながらも、多くは独学で、自身の見識を深めてゆかねばならないでしょう。
より専門的に学びたいということであれば、80年代以降を専門としている教員がいる大学を探し、そちらを受験したほうがよかろうと思います。

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ラテンアメリカについて学べますか?

質問

ラテンアメリカについて学ぶことはできますか?

回答

お問い合わせありがとうございます。
結論から先に述べますと、「ヨーロッパ・アメリカ史系」などを標榜していながらお恥ずかしいのですが、本史学科では、ラテンアメリカについては中心的に研究することができません。
これまで、アメリカ史に関心のある学生については、外国語学部の先生方に協力を仰ぎ、指導をしてきました。
よって、歴史学全般に関して興味があり、そのなかでラテンアメリカ史をやりたいという学生さんには、史学科に入学し、他学科との連携のもとに指導を受ける、という選択肢もあると思います。
しかし、もともとラテンアメリカについて研究したいのだ、という場合には、外国語学部のイスパニア語学科やポルトガル語学科に所属し、ラテンアメリカ研究コースを選択するほうが早道です。
詳しいことは、外国語学部に問い合わせてみてください。

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日韓関係を異文化コミュニケーションで研究したいのですが…

質問

私は日韓関係を政治面以外にも、異文化コミュニケーションと関連させて研究をしたいです。この場合、外国語学部か総合グローバルどちらの方がよいでしょうか。

回答

お問い合わせありがとうございます。
しかしこれは、外国語学部か総合グローバル学部に問い合わせをいただくべき内容ですね…。こちらからはあくまで「推測」になってしまいますので、あらためて、上記にご質問いただいたほうがよいかと思います。
外国語学部の場合、地域文化研究の基礎として語学の修得が課せられます。よって、学科としては、

・英語学科、ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア語学科、ロシア語学科、ポルトガル語学科、

のいずれかに所属しなければなりません。
よって、最初から日韓関係を研究テーマとし、政治・社会・文化の諸側面にわたってその交渉・交流について研究し、例えば両者の和解について提言を行ってゆくことを目指すなら、

・総合グローバル学部・学科の、アジア研究領域に関わる専攻(国際関係論もしくは地域研究)

を選択したほうがよいのではないかと思います。
ただし、外国語学部の各学科のうち、専門的に修得したい言語があるのなら、

・例えば、英語学科に所属し、アジア研究コースで日韓関係を研究する

という選択肢もありうるかと思います。
それぞれどのような形での研究が可能か、各学部・学科に問い合わせてみてください。

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大学院史学専攻の時間割や、忙しさを教えて下さい。

質問

経済的な理由でアルバイトを考えているので、大学院史学専攻の時間割や、忙しさが知りたいです。

回答

お問い合わせありがとうございます。まずは、こちらの履修要覧を確認してみてください。
厳密には、どのゼミに所属するか、学芸員課程や教職課程を履修するかによっても異なりますが、博士前期課程の場合、通常2〜3年の間に30単位以上を取得し、修士論文を書き上げて試問に合格すればよいので、スケジュール的にはそれほど忙しくはなかろうと思います。しかし、授業は演習が中心で、報告が半期のうちに何度も回ってきますので、学部時代とは異なる忙しさがあります。始終何らかの形で勉強していなければ取り残されてしまう、あるいは所属している意味がない、というのが大学院の現実でしょう。
史学専攻では、毎年6月末、11月末頃に入学説明会を開いていますので、そちらに出席していただければ、より具体的なことが分かるはずです。8月のオープン・キャンパス史学科ブースでも、大学院入学に関する質問を受け付けています。

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大学院でも、学芸員や図書館司書の資格が取れますか?

質問

大学院でも、学芸員の資格や図書館司書の資格が取れますか?

回答

お問い合わせありがとうございます。
学芸員課程については、大学院在籍中でも、学部生と同じ授業を履修し、資格を取得することが可能です。しかしその場合は、年度初めの決められた時期に課程センターへ申し込み、「科目等履修生」として課程履修を許可される必要があります。詳しくはこちらから、募集要項を確認してください。
また本学以外でも、科目等履修生として、例えば7月末〜9月中旬などの集中講義で、学芸員資格を取得できる大学があります。必要に応じ、情報を収集してみてください。
なお、司書資格については、本学では取得できません。

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上智の史学科で日本史の先生になれますか?

質問

将来高校の日本史の先生になりたいと思っています。上智大学史学科で日本史の先生になることはできますか?また、実際に卒業生で日本史の先生になったという方はいますか?

回答

お問い合わせありがとうございます。
本学史学科では、教職課程に定められた科目を履修し、単位を取得することで、

・中学 社会
・高校 地理歴史
・高校 公民

の教員免許を取得することができます。
また、大学院の修士課程に進学することで、より高度な専修免許を取得することも可能です。
履修方法については、こちらを参照したいただくか、本学課程センターまで直接お問い合わせください。
なお、高校の日本史教員になった卒業生がいるかどうかですが、もちろん大勢います。
ただし、中高の教員は未だ狭き門なので、学部の新規卒で専任を得られる卒業生は限られます。大学院に進み、専修免許を取得して就職の可能性を高めたり、非常勤講師をして経験を積みながら、専任教員の公募・試験に向けて準備を重ねる場合がほとんどでしょう。
免許を取得することが、そのまま就職に直結するわけではありませんので、その点は注意してください。
なお、本サイトの「卒業生の声」でも、中高の教員の声を紹介しています。参照してみてください。

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