受験生 Q & A

近世の社会と庶民信仰を研究できますか?

質問

近世における社会と庶民信仰を研究できますか?

回答

お問い合わせありがとうございました。もちろん、研究することは可能です。
大学は、基本的には指導教員の専門分野に関係なく、自主的に研究を進めてゆけるところです。
そのうえで、「近世における社会と庶民信仰」というテーマで卒業論文を書く、ということになれば、日本近世史のゼミに所属することになります。
川村信三教授のゼミですが、教授は中世後期から近世にかけての、宗教をめぐる日欧交渉史が専門です。
キリスト教はもちろんですが、浄土真宗をはじめとする仏教にも造詣が深く、両者の比較研究もなさっています。
さらに、横断型人文学プログラムには、国立歴史民俗学博物館から民俗学の研究者をお招きし、列島の宗教民俗やそれを解明するフィールドワークの授業を担当していただいています。また史学科と関わりの深い学芸員課程には、神奈川県立金澤文庫の学芸課長を務めておられた西岡芳文教授がおられ、中世以降の仏教や宗教民俗に関わる講義も担当されています。
これらの授業を受け、自分の知識を広げながら、上記のテーマを掘り下げてゆくことは充分可能でしょう。

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