受験生 Q & A

世界各地の墓地や埋葬について学べますか?

質問

日本に限らず、世界各地の墓地や埋葬、に興味があります。貴学でそういった内容を学ぶことはできますか?

回答

質問ありがとうございます。
まず、これまでの回答をみていただけば分かるのですが、歴史学の対象として突拍子もないものでない限りは、大学の史学科ではあらゆる事象を研究することができます。教員は、学生の問題意識を可能な限り大切にし、それを育て、発展させてゆくのが責務ですので、その点は安心して下さい。
ただし、教員の専門によって、得意な分野、不得意な分野が存在するのも確かです。
その点から考えてみますと、現在、日本古代史担当の北條勝貴教授、同中世史担当の中澤克昭教授、同近世史担当の川村信三教授、東洋前近代史担当の大川裕子准教授、西洋古代史担当の中川亜希准教授、同中世史担当の藤崎衛准教授、同近世史担当の坂野正則教授は、専門が宗教史をカバーしており、喪葬・墓制についても造詣が深く、なかには具体的な研究業績を持つ教員もいます。
1年生で学ぶ「概説」や、2年生以上で学ぶ「特講」では、喪葬・墓制について言及される、あるいは中心的に取り扱われることもあるでしょう。
現実的に卒業論文を書くうえでは、どこか専門的な時代・地域を決めてゼミに所属していただかなくてはなりませんが、2年生では複数のゼミに所属することも可能ですし、また指導担当ではない教員からもアドバイスを受けることができます。
本学科はグローバル・ヒストリーを標榜していますので、広い関心を持つ学生さんは大歓迎です。

上へ戻る

新しい質問を投稿したい方へ