フランス革命について関心があります
質問
進学先の大学は、上智大学を第一志望にと考えている学生です。
フランス革命について興味があるのですが、史学科で研究する事は可能でしょうか?
また、私は在学中にフランスへ、留学したいと思っているのですが、その事も可能でしょうか?
回答
史学科には、16-18世紀ヨーロッパをカバーする西洋近世史担当の教員がおり、専門とする地域はフランスおよびフランス語圏です。したがって、もちろんフランス革命を研究することは可能です。
ところで、本学の外国語学部フランス語学科には高橋暁生先生というフランス革命史を専門とする研究者も在籍していらっしゃいます。大学での授業は、高校までの授業とは異なり、自分の興味関心や研究上の必要性から授業を選択することが可能です。
たとえば、史学科に所属して歴史学の方法論や日本史・東洋史の授業から比較の視点を身につけると同時に、フランス語学科の高橋先生の授業を取るというのも一つの方法かと思います。
史学科は歴史学の方法論や文献・史料の正確な読解を重点に置いてカリキュラムが組まれています。他方、フランス語学科は史学科ではないので、むしろフランス語の実践的運用能力の向上に重点が置かれていると思います。
どちらの学科がより自分に適しているかは、オープンキャンパスの学科ブースなどで相談してみるとよいでしょう。
ところで、史学科に所属してフランスへの留学を実現させることはもちろん可能ですし、例年、数名の学生がフランス留学をおこなっています。その場合、フランス語の運用能力はできる限り広げることが望ましいので、必修外国語のフランス語の授業だけではなく、史学科で開講されているフランス語でのフランス史の授業やフランス語学科のフランス語の授業を取ることを目指して、勉強なさるとよいでしょう。