外国語学部北米研究コース専攻の学生が、「2021年度千代田学事業提案制度」の支援を受けて、調査した結果の一部を、6号館1階展示スペース3および図書館1階で、企画展「千代田区の歴史発掘―占領下のアメリカ文化―」として公開しています。6号館1階では、今から約75年前に建てられた住宅地区に焦点をあてた研究の成果をパネルやモニターで紹介しています。第二次世界大戦直後に占領軍から本学に払い下げられ、学生寮などとして使用されていた Quonset House(かまぼこ兵舎)の写真も見ることができます。一方、図書館1階では、アメリカ・カナダ研究所が所蔵する、『占領軍調達史』をはじめとする貴重資料、および1940年代後半に発行された住宅雑誌や児童書などを紹介。また、同研究所の占領研究成果であるオーラルヒストリーコレクションのカセットテープも多数展示しています。