第11回北米研究コースの卒論発表会が行われました

2025年1月25日に、外国語学部北米地域研究コースの卒業論文発表会が開催されました。出口真紀子先生、石井紀子先生、Marc Kaufman先生、飯島真里子先生の各ゼミに所属する学生が参加し、計14名の卒論執筆者が発表を行いました。

 

会場には卒論発表者に加え、外国学部の教授や卒業生の方々も駆けつけてくださいました。また、ゼミに所属する3年生や来年度から所属予定の2年生の姿も見られ、会場となった6号館教室はほとんど満席でした。お越しくださった皆さま、有難うございました。

発表会では、執筆した卒業論文について発表者各自10分弱のプレゼンテーションを行いました。今年も例年通り、racial/ethnic minorities, refugees, legacies, food, sports, society, narratives, identity, empowermentなど様々なトピックが取り上げられ、一つの地域を多角的な側面や分野から捉えるという地域研究ならではの特徴が表れていました。また今年度は2つのゼミに所属した発表者もおり、両ゼミのテーマが反映されながらも発表者自身の興味分野に対する熱意が伝わる内容でした。全体を通して、大学1・2年次で得た興味・関心をもとに、3年次から卒論準備と執筆のプロセスを経てこの日を迎えた発表者たちからは達成感と自信が感じられました。発表会最後にはゼミの担当教員から感想をいただき、温かい雰囲気の中2024年度の卒業論文発表会が終了しました。

長いようで短い大学生活。入学時はacademic readingやwritingに苦手意識を持つ人もいたと思います。筆者もその1人です。ですが大学1・2年次の必修で磨きをかけ、そして大学3年次からは自分の興味分野を自分の力で論文にまとめるという作業を通して、自分の知識・技術共に向上したことを実感しています。ゼミでの経験を振り返り、他の発表者からも「改めて上智大学に入ってよかったと思えた」「大変だったけど卒論を書いてよかった」などの感想が寄せられたことも、上智大学英語学科での学び・成長を感じられた結果なのではないかと思います。

 

最後に、ゼミで出会った学生の皆さん、指導教授の方々、本当にお世話になりました。週一で会っていた皆さんとお会いできなくなるのがすごく寂しいですが、より成長した姿で再会できるよう発表者一同頑張りたいと思います。改めて、ありがとうございました。

英語学科4年 岡田花梨