2012年12月16日(日) もう随分前から、馴染みの調律師にピアノを調律してもらうことが年末の恒例行事の一つになっている。今日も、また例年のように、1時間半余りかけて、ピアノを調律してもらった。我が家のピアノは三重県にある妻の実家から20年くらい前に譲り受けて来たもので、ヤマハのアップライト・ピアノだ。結構大きくて立派なものだ。 ピアノの中のピアノ線は、低音域は一つの鍵盤に1本のピアノ線だが、中音域は2本、高音域は3本も同音(ユニゾン)のピアノ線が並んでいる。それを一本一本丁寧に調整していくのだから、かなりの集中力と根気のいる作業だ。 音を合わせることを英語では "tune" あるいは "temper" という。調律が合っていないと "out of tune" とか "out of temper" という状態になる。これらの英語表現を人間に対して使えば、「調子が狂っている」とか「怒っている」といった意味になる。 我が家のピアノは1年に一度の調律で済せているが、本当はもっと頻繁に調律した方が良いのだろう。もう何十年もしっかり調律してもらっていない僕自身も、実は一度ゆっくり休んで、念入りに調律してもらう必要がありそうだ。いや、本当に、、、。
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