2012年12月12日(水)
とにかく忙しい。仕事やメールを処理しきれないうちに1日が終わってしまう。そんな日が続いて、どうにも身動きがとれなくなってしまう。
もうだめかも知れない、と思ったときに、昨晩、「英語と社会」の講義の後のお酒の席で、講師の岡島徹氏が語ってくれたケロッグ・ビジネス・スクールでの逸話を思い出した。課題が多すぎて徹夜でやっても終わらない。どうしたら良いのだろうと教授のところに相談に行くと教授は次のように言ったそうだ。「終わらなくて当たり前だ。全てをこなすのが不可能な量の課題を出している。大切なことは、いかに大事なところを抑えて、比較的重要ではない部分を削り、上手に手抜きをする技を学ぶことだ。ビジネスの世界では常にそうした手抜きの技が必要になるのだ。」
自分の仕事のどこをどう削るのか、実際にはその判断はなかなか難しい。でも満点は必要ないし、場合によっては20点、30点だって仕方がない時もある。そんな心構えがないと生き残れないな、と改めて思った。