「英語と社会」金山隆夫氏(指揮者)

学科長日記-「英語と社会」金山隆夫氏

<講義中の金山隆夫先生>

2012年11月27日(火)

 今日の「英語と社会」では指揮者の金山隆夫氏を講師に迎えた。金山先生は僕が外国語学部英語学科に入学した時の3年生で、オリエンテーション・キャンプのヘルパーのひとりだった。アメリカン・フットボール部に所属して、国際関係も勉強しているけれど、「僕は将来指揮者になるつもりです」とみんなの前で話していたのを覚えている。その夢をかなえるべくアメリカに留学し、彼は、本当に指揮者になってしまった。僕自身も上智オケで常日頃お世話になっている。

 講義は、指揮者としての仕事についてだけでなく、犯罪プロファイリングの専門家、あるいはコーチングの指導者として出会った人々の話しなど、金山先生の多彩な活動について触れられ、とても盛り沢山の内容だった。「人は誰でも親など身近な人から教えられたことに自分で知らないうちに縛られて、自ら壁を作ってしまっているのかも知れない」という言葉がとても印象的だった。「自ら限界を決めることなく、いろいろなことに興味を持って、いろいろな見方や考え方で物事を見ることで道が開けてくるのだ」といのが学生たちへのメッセージだった。

 金山先生、楽しい講義をありがとうございました!!