発見の連続

飯山 沙稀

 こんにちは!現在トリーア大学に留学している、ドイツ語学科3年の飯山です。トリーアはドイツの西側にある、ドイツ最古の小さな街です。街にはローマ時代の遺跡があり、時代を感じることが出来ます。

 トリーア大学には日本学科があり、日本の文化、言語について勉強している人が沢山います。大学で現地の生徒と一緒に受ける講義はとても難しく、理解出来ない時も多々ありますが、日本学科の人に助けてもらいながらなんとかやっています。

 ドイツに来て約2ヶ月が経ちますが、今でも発見の連続です。例えば、ドイツといえばジャガイモとソーセージ、ビールという印象ですが、これは事実でした。学食では毎日主食としてジャガイモが出ますし、街にはジャガイモ料理専門のレストランもあります。買い物に行けば必ずビール売り場が大きく設けられており、さらにお肉のコーナーがとても充実していまいす。また、ドイツ名産のHARIBOは日本では見たことのない種類も置いてあり、見ているだけで面白いです。一方、ドイツ人は時間に忠実だという印象がありましたが、その考えは変わりました。バスが時間通りに来ないことは多々ありますし、友達と待ち合わせをして遅れてくることも普通です。このように、現地に来ないとわからないようなことを毎日経験しています。

 また、私は高校3年間スイスにいました。スイスでは4つの言語が話され、その中でも一番話者が多いのはスイスドイツ語です。当時スイスにいた時にはスイスドイツ語とドイツ語の違いがわかりませんでしたが、今ドイツで生活してみるとよくわかります。これも、実際に足を踏み入れないと体験出来ないことです。

 留学が始まる前はとても不安でしたが、今は他のトリーア組と楽しく、充実した生活を送っています。この留学の機会を与えて下さった大学、家族に感謝しつつ、限られた残りの10ヶ月を全力で過ごそうと思います。

iiyama