オーストリアでの新たな生活

菊田浩志

こんにちは。グラーツ大学で在外履修をしているドイツ語学科二年の菊田浩志です。

少し寒くなり始めてきた秋に私のグラーツでの在外履修が始まりました。

最初の感想としてはオーストリアの人たちは皆優しくてフレンドリー。空港に到着後、駅でチケットを買おうとしたら隣にいた人が代わりに買ってくれ、電車内でも座席について他の乗客に質問したら笑顔で教えてくれました。入国初日からオーストリアが大好きになってしまいました。

留学で少し困ったのは早く到着しすぎてしまったことです。私は早く渡航したかったので授業が始まる3週間前にグラーツに到着しました。授業が始まっていないので友達を作るような機会もなく、ドイツ語を使うのは買い物や飲食店くらいでした。気が急いて早く来てやる事がないという何とも滑稽な事態に。

そんな時間が有り余っていた中でバディとコンタクトを取っていると、留学生のイベントがあるとのことなので、バディの運営をしているESNという団体のイベントに参加してみました。様々な国から留学生が来ていて話していてとても楽しかったです。留学生同士では英語の会話が中心、私はそれほど英語に自信があるというわけではなかったのですが意外と難なくコミュニケーションが取れて嬉しかったです。しかし上智に入学して一年半の間ドイツ語を中心に学んでいたので英語とドイツ語が混ざってしまいます。

ドイツ語学科の中でオーストリアで留学(在外履修)するのは私一人だけだったので不安もありました。一番の不安は上智で学んだドイツ語がオーストリアでも通じるのか、という点でした。事前にオーストリアのドイツ語の特徴を調べていたのですが、知らない表現がたくさんあって不安が募りました。しかし実際にドイツ語を使ってみると意外と聞き取りやすく、自分の拙いドイツ語も理解してくれて、その不安は杞憂に終わりました。現地の学生たちからオーストリアならではの方言を教えてもらい何だか特別感がありました。

ドイツ語の授業では他の学生が流暢にドイツ語を話していることに驚きました。同じレベルの授業を受けているはずなのに自分が全然話せない事を悔しく感じました。頭の中で作った文が上手く口にすることが出来ず、スピーキングの力不足を感じました。当然授業中の説明も全てドイツ語、正直未だに完全には理解できません。先生や周りの学生に質問してなんとかついていけてます。しかし文法の知識の面では上智で受けていた授業が役に立ったと感じています。文法の授業では日本での教わり方と現地での教わり方が違っていて、なるほどそんな切り口もあるのかと面白かったです。

渡航から約一カ月が経った今でもまだまだ落ち着いた生活とまでは言えませんが、徐々に慣れてきたのでこれからはもっと色々なことに挑戦して多くの事を吸収しつつ楽しみたいと思います。より良い留学生活が送れるように頑張ります。

シュロスベルクから