はじめに

上智大学史学科を目指す皆さんへ

歴史を学ぶということは人間を理解するということです。
ともに歴史を学んでいこうとする皆さんを、心から歓迎いたします。

上智大学文学部史学科
Department of History, Faculty of Humanities, Sophia University

卒業生の声

現在さまざまな場所や分野で活躍中の先輩たちに、
上智大学史学科について、今のお仕事について伺いました。

  • 2001年度学部卒業生 寺本敬子(跡見学園女子大学・文学部・人文学科・助教)
  • 私の歩んだ道
  • 上智大学の史学科を卒業してから10年以上が経ち、現在は、フランス近代史(19世紀)を専門に、研究者としての一歩を踏み出したところです。私が史学科で学びたいと思った理由は、古代・中世・近世・近現代といった歴史の広い時間のなかで、人々が歩んできた社会や文化について学び、そしてこれから私自身がどのような道へ進んでいこうか、じっくり考えてみたいと思ったからでした。

  • 2008年度卒業 梅本郁乃(都内公立小学校教諭)
  • 史学科での貴重な学び
  • 2005年、「いつか先生になりたい」という漠然とした思いと、「美術史を学びたい」という希望を胸に、私は上智大学文学部史学科に入学しました。  古代日本の美術を学びたかった私は、当時大学にいらしたばかりの北條先生のゼミに入…

  • 1997年度卒業生 望月 豊(NHK)
  • 史学科とわたし
  • 大学では、日本中世史を専攻し、卒業論文のテーマは、地元の堀越公方(室町幕府8代将軍・足利義政の弟・政知)についてでした。大学院に進むことを真剣に考えていましたが、結局就職を選択し、史学科で学んだことが活かせるのではと、さまざまな知識が求められるマスコミ関係を重点的に受験しました。

現在の寄稿数: 51件

受験生 Q & A

担当責任者がお答えしますので、投稿をお待ちしております。

新撰組の研究をしている大学はありますか?

上智大学で、1830年から今までの中国と世界の国の歴史を学ぶことができますか? 例えば、阿片戦争の原因を探すこと。

史学科を進学希望としている者です。漠然とではありますが武器、特に銃の歴史について興味があります。上智大学に限らず大学で武器の研究をするというのは資料が限られているなど厳しい面はありますか?

現在の投稿件数: 134件

私の秘蔵品

教員による趣味のコラムです。

  • 児嶋由枝
  • マルモ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナの大理石)
  • 石造りの中世都市の色は近郊で採れる石材の色である。そのためもあって各地で石を拾いあつめている。写真は古都ヴェネツィアの色の基調となっている“ヴェローナの大理石”。大理石と呼びならわされているが、実際には石灰岩である。ちなみに大理石とは、石灰岩がマグマの熱で再結晶したもので、岩石分類学では結晶質石灰岩とされる。

  • 北條勝貴
  • 世界にひとつ、東巴経典の写本
  • 2013年8月の調査で、中国雲南省の少数民族納西族の呪師、東巴(トンパ)からいただいた肉筆の東巴経典。現在世界で唯一機能する絵文字で書かれた、鴉鳴(烏の鳴き声)をめぐる占いの書物です。10世紀の敦煌文書やチベットの古文献…

  • 中澤 克昭
  • 真田昌幸の智略がわかる!? 新発見史料
  • 2015年11月、古典籍展覧大入札会で購入した絵図の1枚。 56×38㎝(2紙貼継)。天正13年(1585)、真田昌幸が上田城で徳川勢を迎撃した第1次上田合戦の様子を描いている。注記が豊富で、これまで知られていた絵図とは…

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上智大学・史学科の歴史・点描

史学科のこれまでの歴史について、写真つきでご紹介します。

  • 上智大学の歴史の概略
  • 上智大学の歴史の概略については、大学公式HPの以下をご一読ください。 故クラウス・ルーメル神父「上智の精神(沿革)」 上智大学100年の歩み

  • 橋口倫介先生追憶
  • 2002年11月25日の 橋口倫介先生「命日五十日祭・感謝の祭儀・納骨祭」および「橋口倫介先生への感謝の集い」で、ご遺族が配布された冊子を、許諾をいただいて転写・編集したものです。 記事内容はこちらでご覧いただけます。 …

  • シンポジウム:女子学生と上智大学
  • 上智大学は1957年以前は男子校でした。以来半世紀以上を経て、学生数でも男女均衡、女子卒業生の活躍は華々しいものがあります。その足跡をたどった座談会を、Sophia-R (上智大学学術情報リポジトリ)で読むことができます…

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