はじめに

上智大学史学科を目指す皆さんへ

歴史を学ぶということは人間を理解するということです。
ともに歴史を学んでいこうとする皆さんを、心から歓迎いたします。

上智大学文学部史学科
Department of History, Faculty of Humanities, Sophia University

卒業生の声

現在さまざまな場所や分野で活躍中の先輩たちに、
上智大学史学科について、今のお仕事について伺いました。

  • 1998年度卒業生 石川陽子(木版画工房摺師)
  • 近況報告
  • 1996年に33歳で上智大学史学科に編入学し、1999年に卒業後、実践女子大学大学院美術史学科で中国年画について研究しました。その後は中国史・中国美術史とは関係のない仕事についていました。それでも、年画を自分でも制作できるのではないかと、浮世絵の木版画彫師の第一人者である朝香元晴先生の元で日本の伝統木版画技術を習い始めていました。

  • 2008年度卒業 梅本郁乃(都内公立小学校教諭)
  • 史学科での貴重な学び
  • 2005年、「いつか先生になりたい」という漠然とした思いと、「美術史を学びたい」という希望を胸に、私は上智大学文学部史学科に入学しました。  古代日本の美術を学びたかった私は、当時大学にいらしたばかりの北條先生のゼミに入…

  • 2009年度大学院前期修了 工藤彩香(読売新聞記者、秋田勤務)
  • 他大学出身者だからこそわかる「上智らしさ」
  • 初任地の秋田支局に赴任後、県警担当、通信部勤務を経て、5年目を迎えた現在は、県警キャップをしています。県警担当は、警察官ら捜査関係者宅に「夜討ち朝駆け」し、時には酒場で親交を深め、ネタをもらうのが仕事です。有事の際には、現場で足が棒になるまで「地取り取材」をし、時には、批判や葛藤と戦いながら「遺族取材」をしなくてはなりません。

現在の寄稿数: 51件

受験生 Q & A

担当責任者がお答えしますので、投稿をお待ちしております。

日本と西洋の音楽(楽器など)に関連しての外交を学ぶことはできるでしょうか。いつこういう音楽が伝わってきて、実際人はそれをどのように……などです。絵や書物を紐解いて。

来年受験予定の帰国子女です。私は古代ギリシャ、ギリシャ神話に興味があるのですが、上智大学史学科ではこれらをどのくらい深く学べるのでしょうか。

古代ギリシャ・ローマと中世フランス・イギリスを学びたいのですが、どちらも履修することは可能ですか。

現在の投稿件数: 134件

私の秘蔵品

教員による趣味のコラムです。

  • 北條勝貴
  • 世界にひとつ、東巴経典の写本
  • 2013年8月の調査で、中国雲南省の少数民族納西族の呪師、東巴(トンパ)からいただいた肉筆の東巴経典。現在世界で唯一機能する絵文字で書かれた、鴉鳴(烏の鳴き声)をめぐる占いの書物です。10世紀の敦煌文書やチベットの古文献…

  • 児嶋由枝
  • マルモ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナの大理石)
  • 石造りの中世都市の色は近郊で採れる石材の色である。そのためもあって各地で石を拾いあつめている。写真は古都ヴェネツィアの色の基調となっている“ヴェローナの大理石”。大理石と呼びならわされているが、実際には石灰岩である。ちなみに大理石とは、石灰岩がマグマの熱で再結晶したもので、岩石分類学では結晶質石灰岩とされる。

現在の投稿件数: 4件

上智大学・史学科の歴史・点描

史学科のこれまでの歴史について、写真つきでご紹介します。

  • 磯見辰典名誉教授談 | 2015/5/30
  • 私とベルギー
  •  (豊田先生が)半分ぐらい話してくれちゃったかな。どうでもいいような気がしないでもないんですけれど。僕は別に研究報告をするわけでもないし、老人の昔話なんて聞いたってしょうがないという方もおられるでしょう。僕だって聞きたか…

  • 橋口倫介先生追憶
  • 2002年11月25日の 橋口倫介先生「命日五十日祭・感謝の祭儀・納骨祭」および「橋口倫介先生への感謝の集い」で、ご遺族が配布された冊子を、許諾をいただいて転写・編集したものです。 記事内容はこちらでご覧いただけます。 …

  • 上智大学史学会大会写真集
  • 1958(昭和33)年 第8回上智大学史学会大会写真 写真説明(人名同定は上智大学教員関係に限定します) 前列左から、 松本馨(国際政治史) 佐藤直助(日本近世史) 長寿吉(西洋史) ヨハネス・ラウレス SJ(キリシタン…

現在の投稿件数: 11件