はじめに

上智大学史学科を目指す皆さんへ

歴史を学ぶということは人間を理解するということです。
ともに歴史を学んでいこうとする皆さんを、心から歓迎いたします。

上智大学文学部史学科
Department of History, Faculty of Humanities, Sophia University

卒業生の声

現在さまざまな場所や分野で活躍中の先輩たちに、
上智大学史学科について、今のお仕事について伺いました。

  • 1999年度卒業生 石上健士郎(駒場東邦中学校・高等学校社会科教諭)
  • 史学科を卒業して教員になること
  • 現在中高一貫校で働いています。この職業に就いてから、早くも10年が経過しました。
    とはいっても、もともと教員志望ではありませんでした。教員免許を取得するきっかけは大学の恩師からの、「研究者を少しでも目指そうと思うなら、もしもの時のために、中高の教員免許は取っておいた方が良い」という一言でした。教員免許取得の動機は不純なものでした。

  • 2003年度卒業生 高野麻衣(文筆家)
  • はっきりとした目的がありました
  • 史学科に入った時、私にははっきりとした目的がありました。ヨーロッパ史、なかでも音楽や美術といった文化史について学び、いつかそれらについて書く仕事に就くこと。ウィーンを舞台にした卒業論文にも張り切っていて、そのためにも、化粧品会社にさっさと就職を決めました。回り道をしても目標には到達するだろう、という確信があったからです。

  • 2004年度卒業生 沖政一志(邦楽演奏家・生田流箏曲)
  • 邦楽演奏家としての歩み
  • 自身の近況報告としましては、大学を卒業後に邦楽の演奏家になるべく各種コンクールなどに挑戦し、洗足学園音楽大学現代邦楽研究所主催の東京邦楽コンクールの入賞、平成21年度宮城道雄記念コンクールの作曲部門入賞を果たしキャリアをスタートさせました。各種イベント等への出演、レコーディング、箏教室などをしておりまて、また、都立墨田川高校邦楽部のコーチもしております。自分の年齢の約半分の歳の子達に技術を教えるという大変ではありますが面白いですね。

現在の寄稿数: 51件

受験生 Q & A

担当責任者がお答えしますので、投稿をお待ちしております。

史学科の入試では、日本史と世界史の両方の知識がないと解けないようになっているのでしょうか。赤本等見た感じではイマイチ分からず終いでした…。答えにくい質問のようでしたら、すみません。できる事なのではあれば、ご教授頂けると幸いです。

1. 私は特に日本古代史について興味があり、将来大学院に進学して研究したいと思っています。その研究の設備など史学科でどのように学べるのか教えて下さい。
2. また貴学は外国語教育に力を入れていると伺ったことがあるのですが、歴史学ではどのように力を入れているのですか

留学生ですが、史学科では学部段階で考古学を専攻できますか?

現在の投稿件数: 134件

私の秘蔵品

教員による趣味のコラムです。

  • 児嶋由枝
  • マルモ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナの大理石)
  • 石造りの中世都市の色は近郊で採れる石材の色である。そのためもあって各地で石を拾いあつめている。写真は古都ヴェネツィアの色の基調となっている“ヴェローナの大理石”。大理石と呼びならわされているが、実際には石灰岩である。ちなみに大理石とは、石灰岩がマグマの熱で再結晶したもので、岩石分類学では結晶質石灰岩とされる。

  • 北條勝貴
  • 世界にひとつ、東巴経典の写本
  • 2013年8月の調査で、中国雲南省の少数民族納西族の呪師、東巴(トンパ)からいただいた肉筆の東巴経典。現在世界で唯一機能する絵文字で書かれた、鴉鳴(烏の鳴き声)をめぐる占いの書物です。10世紀の敦煌文書やチベットの古文献…

現在の投稿件数: 4件

上智大学・史学科の歴史・点描

史学科のこれまでの歴史について、写真つきでご紹介します。

  • 橋口倫介先生追憶
  • 2002年11月25日の 橋口倫介先生「命日五十日祭・感謝の祭儀・納骨祭」および「橋口倫介先生への感謝の集い」で、ご遺族が配布された冊子を、許諾をいただいて転写・編集したものです。 記事内容はこちらでご覧いただけます。 …

  • 2015年度月例会
  • 2015年度上智大学史学会 月例会特別講演の内容をまとめたものです。

  • 1989(昭和64)年の史学科教職員
  • 写真説明(敬称略) 前列左から 磯見 辰典(西洋近世史) 渡辺 薫(事務職員) 橋口 倫介(西洋中世史) クラウス・ルーメル理事長(当時)SJ 鈴木 宣明(西洋中世史)SJ 中井 晶夫(西洋現代史) 後列左から 豊田 浩…

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