講演会

上智大学イスラーム地域研究所、京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター主催 オンデマンド講演会
移民ムスリムたちの今:
地域のマイノリティとして生きる

(Sophia Open Research Weeks 2024企画)
オンライン公開 2024年11月11日(月)~12月1日(日)

poster

本オンデマンド講演会は、上智大学イスラーム地域研究所(SIAS)が、研究連携協定を結ぶ京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センターと共催し、その研究の一端をお伝えするものです。

上智大学では研究機構の下にある研究所、センター、研究プロジェクトなどがその研究成果を広く学生や学外の方々に向けて公開する催しであるSORW (Sophia Open Research Weeks)を毎年度実施しており、本講演会はその企画の一環をなします。

*ポスターをクリックすると、ブラウザのウィンドウの高さにあわせて拡大表示できます。

企画詳細

今年度は 「移民ムスリムたちの今:地域のマイノリティとして生きる」 と題してオンデマンド講演会を提供いたします。

歴史上、地域のマジョリティであることが多かったムスリムたちは、移民や難民として世界各地に移り住む中で、マイノリティとして暮らすことが当たり前になる時代に生きようとしています。このオンデマンド講演会では、他の移民ムスリムたちや改宗ムスリムたちも含めて、地域のさまざまな人びとと交わりながら生きてきた移民ムスリム・マイノリティについて、日本を含む世界各地から選んだ四つの事例を通して紹介していきます。


Online Lectures on Demand (in Japanese)
"The Lives of Muslim Migrants in Diverse Local Contexts"

【プログラム】

企画立案 赤堀雅幸(上智大学総合グローバル学部教授、イスラーム地域研究所長)

新井和広(慶應義塾大学商学部教授)
「ムスリム社会に暮らすムスリム・マイノリティ:東南アジアにおけるハドラミー・アラブ」(76分)

岡戸真幸(上智大学イスラーム地域研究所共同研究所員)
「クウェートとカナダ、それぞれに向かうエジプト人出稼ぎ者・移民のつながり」(50分)

鈴木麻菜美(京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター特定研究員)
「オーストリアに渡った信仰と音楽:トルコ系ムスリム・マイノリティによる実践と継承」(56分)
* 一部、音声等を修正し、動画を差し替えました(11月17日) 。

沼田彩誉子(日本学術振興会特別研究員-PD 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「日本社会に暮らしたムスリム・マイノリティ:テュルク系タタール移民と『故郷』」(43分)


【視聴方法】
  • 動画はmp4ファイル で提供いたします。たいていのブラウザや動画閲覧アプリはmp4に対応しており、とくにファイル形式を指定する必要はありません。
  • 再生 には、画像下部に示された操作パネル左の再生スイッチをクリックしてください。画面右下のアイコンから全画面表示、Google Castなど各種の表示に変更することもできます。
  • 解像度 は最大1080p (1920*1080)です。自動で調整されますが、画面右下のアイコンから「設定」→「画質」を選択して変更することもできます。
  • 視聴速度 は画面右下のアイコンから「設定」→「画質」を選択して変更することができます。
  • 公開期間 は公開日から12月1日(日)22:00までを予定しています。
  • 動画の 著作権 は研究所に帰属し、ダウンロードすることはできません。なお、講演者が作成したが動画には、企画立案者である赤堀によって、一定程度の編集が加えられています。

【ご質問の受け付け】
  • 講演に関するご質問 は、イスラーム地域研究所が用意した質問票に記入してお寄せください。 特定の講演についてでも、複数本をまとめてでも、また全体を通してでのご質問でもかまいません。回答は講演者もしくはイスラーム地域研究所の研究員等が行って、本ウェブサイト上で公開します。
  • いただいた質問への回答はこちらをご覧ください。

【アンケート】
  • 講演に関するご意見、ご感想、コメント などをどうぞお寄せください。SORW企画共通アンケートでフィードバックを頂戴します。 特定の講演についてでも、複数本をまとめてでも、また全体を通してでのご回答でもかまいません。同じ方が複数回回答することも問題ありません。特定の講演についてのご回答である場合、その旨記述部分で触れていただけますとたいへんに助かります。予めご協力に御礼申し上げます。

【問い合わせ先】

*本講演会は、JSPS科研費 JP21KK0001、JP22H00034の助成を受けた研究の成果です。

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