С Новым годом! あけましておめでとうございます!サンクトペテルブルク国立文化大学に交換留学しています、3年生の大橋知紘です。今回はロシアのお正月について紹介したいと思います。
お正月はロシアで最も大切にされている祝日の一つで、盛大に祝われます。25日をすぎるとメリークリスマスという言葉ではなく、もうすぐお正月おめでとう!という言葉が飛び交い、クリスマスソングとともに街の中がイルミネーションで光り輝きます。日本と同様お正月は家族で祝う傾向が強く、大学の同級生の多くも帰省しています。
ロシアのお正月に欠かせないものといえば、大統領演説、花火、そしてシャンパンとサラダです。「オリビエサラダ」と「毛皮を着たニシン」(ともにサラダ料理の名前)はお正月の食卓に欠かせないものとして必ず作られます。私も、友達の家に行ってオリビエサラダを大量に作ってきました!
日本からお正月に合わせて友達が遊びに来てくれたので、一緒に宮殿広場に行きカウントダウンに参加して来ました。新年が近づくとTVで大統領演説が流れます。0時になると花火が上がり、周りのロシア人が持参したボトルごとシャンパンを飲み始めました。花火も川の向こう岸から上がるというわけではなく、人混みの中から斜めに打ち上げられていました。スリルがあってとても楽しかったです。
新年の瞬間を家族と祝った友達とも、2時3時くらいに合流し一緒に散歩をしました。ネフスキー大通りからワシーリー島まで歩いては写真を撮り、凍えながら楽しい時間を過ごしました。寒いかと思いきやこの日は、気温1-2度で、雪もなくロシア人も驚いていました。新年になってから急に寒くなり、今はマイナス20度!寒さを通り越して、むしろ痛いです(笑)。
結局その日は4時ごろまで中心部で遊び、7時ごろまで起きていました。日本では家族とのんびり祝っていたため、元日から徹夜というのは新鮮でした。日本に「一年の計は元旦にあり」という言葉があるのと同様、ロシアでも元日の過ごし方が一年を決めると言われているそうです。今年はいい意味で予想を裏切る、楽しい一年になりそうです。
留学もあと2週間と少しですが、悔いなく留学を終わらせられるように毎日楽しんで生活して行きたいと思います。
みなさまも良い一年をお過ごしください。