リャザン留学のパイオニア苦労話(?)

ロシア語学科 2年
市川 龍星

 Comment allez-vous?(コモン・タレ・ヴ?)ロシア語学科なのに、突然フランス語で失敬。隣人のフランス語がついつい移ってしまって…(実はこのフレーズしか知らない…)

 こんにちは。ロシア語学科2年生の市川龍星(いちかわ・りゅうせい)です。私は今、ロシアのリャザンという町に交換留学第1期生として来ています。綺麗な街並みやイベントの紹介はモスクワなどの留学生に任せて、今回はこちらでどのように生活しているかについてざっくりと紹介していきたいと思います。

 まず、リャザンの印象としては、小さな町なため、外国人が少ないです。

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 授業について言うと、私を含めた3人の日本人以外はロシア人という環境で授業に参加しています。忍耐力、コミュニケーション能力、リスニング能力、という順で鍛えられている気がしています。

 次に寮についてです。寮ではロシア人と留学生が混在して暮らしており、様々な国の学生と関わることができます。私の暮らす階には外国人留学生(中国、ベトナム、ギニア、エジプト)のみが住んでいます。皆、少々協調性に欠けるものの、非常に親切です。

 使用言語は、ロシア語それに加えて英語…というのを想像していましたが、一筋縄ではいかず。冒頭で触れたように、隣人は世界共通語がフランス語だと思っているのか、当たり前のようにフランス語で話しかけてきて、さらに話の内容を解さないまま中国人学生が中国語で返答するといった会話の成立しないカオスな状況に陥ることもしばしばあり、我々日本人はニコニコするといった楽しい生活です。

キッチンは各階に1つあり、共同で使っています。

キッチンは各階に1つあり、共同で使っています。

 私がロシアに着いた頃に、掃除当番表を作り、日替わりで1人ずつ掃除するという画期的なシステムを構築しました。が、このシステムは、この階の住民達持ち前の協調性の無さにより崩壊。今では誰かが、自分の気分で3日に1回くらいのペースで行うというなんとも適当なものになっていてなんだか楽しいです。

 調理時は注意しないと、すぐに火災報知器が反応して住人は玄関前に集まらなければならなくなります。(出会いの場という説もあります。)

 他の階には、ロシア人学生が多く暮らしていて、簡単に仲良くなれます。こんな感じ。

寮に住むロシア人学生と(右端が筆者)

寮に住むロシア人学生と(右端が筆者)

 まだ留学が始まって1か月ですが、ブログに書ききれないくらいたくさんのことが起こっています。巷でよくあるロシアの悪いイメージは、現地では良い意味で裏切ってくれるだろうと思っていましたが、小さい町ということからか、意外と裏切ってくれないことが多々あります。しかし、そこは考え方次第。そうしたトラブルを、楽しんだり、ここでしか培えない経験だろう、と思うようにしたりしています。考える時間もたくさんあってよいです。モスクワやサンクト・ペテルブルクといった大都市以外での生活もおすすめです。ぜひリャザンに来てみてください。