【番外編:短期研修】想像以上のコロンビア研修

2015年度ハベリアナ大学短期研修参加者一同

こんにちは。今年の夏季休暇中の8月8日から30日の約3週間、イスパニア語学科の2、3年生の8名はコロンビアの首都ボゴタの教皇立ハベリアナ大学へ語学研修へ行ってきました。

ハベリアナ大学は1604年に創立された歴史のある大学で、コロンビア国内だけでなくラテンアメリカ内でも有数の名門大学です。

私たちはこの大学の外国人イスパニア語学習者向けのコースの授業を受けました。授業はレベル別で2~8名の少人数授業で授業中にはイスパニア語での発言をたくさん求められたり、イスパニア語でのプレゼンテーションの課題があったりしてイスパニア語をみっちり学習しました。

月曜から金曜日の午前中はイスパニア語の授業があり、お昼休みを挟んで午後には各日アクティビティーがありました。そこではコロンビアの伝統的な遊びを体験したり、歴史地区へ行ったり、コロンビアの歴史や文化についての授業を受けたりしました。

その中でも最も印象的であったのはCasa de Nariño というコロンビア大統領府の中を見学したことです。内部はたくさんの部屋があり、所々にコロンビアに関係する美術品が飾ってありました。それぞれの部屋や美術品に歴史がありとても興味深かったです。普通はCasa de Nariño の中へ入ることは難しく、入るには厳しいセキュリティーチェックがあったりして今回は本当に貴重な経験になりました。

休日にはボゴタの有名な観光地である黄金博物館(Museo de Oro)やモンセラテの丘(Cerro de Monserrate)などへ行ったり、現地の学生の友達にショッピングセンターに連れて行ってもらいました。

コロンビアでは様々なカルチャーショックがありましたが、私たちが最もショックを受けたのがchigüiroという食べ物です。お肉の一種で味付けは塩味とシンプルで食感は鳥のささみのような感じがしてさっぱりしていて食べやすかったのですが、このchigüiro の正体はカピバラだったのです!!私たちも最初にカピバラと聞いた時はびっくり仰天し食べることに抵抗があったのですが、いざ食べてみると想像以上に美味しくコロンビアで食べた食事の中で一番のお気に入りになりました。

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研修へ行く前はコロンビアというと麻薬など治安が悪いイメージが強く不安も大きかったのですが、実際行ってみるとコロンビアの人達は本当に親切で良い人ばかりで、出国する頃にはコロンビアが大好きで日本へ帰りたくないと研修生みんなで言っていました。

今回の研修でイスパニア語の社会で言いたい事が通じなくてもどかしい経験もしましたが、自分のイスパニア語が通じた時の嬉しさも味わい、もっとイスパニア語で話せるようになりたい、いろんな人とコミュニケーションをとってみたいと思いました。

この経験を糧にこれからもイスパニア語の学習を頑張りたいです!

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