イスパニア語学科の魅力

受験生の皆さん、こんにちは。イスパニア語学科2年、山下です。イスパニア語学科の現役生と卒業生、そして教職員から構成される「同学会」という組織の現役部会学生代表を務めています。その立場から、学科生を代表して皆さんにイスパニア語学科を紹介します。

私は海外就学者経験入試(帰国子女入試)でイスパニア語学科に合格し、入学しました。しかし、イスパニア語圏に滞在していたことは一度もありません。イスパニア語の勉強は一から、入学と同時にスタートしました。ほぼ全員が一緒に一から学んでいきますから、イスパニア語やイスパニア語圏のことを勉強したいという強い気持ちがあれば、本学科はとても楽しく勉強できる環境です。また、上智大学は、留学制度が充実しているため、大学在学中に留学を経験したいという方にもとてもおすすめできる大学です。イスパニア語圏だけでも20以上の交換留学協定校がある大学は他になかなかないと思います(このサイト上にある「留学生BLOG学科生編」をぜひ読んでみてください)。

さて、普段の授業はどんな感じなのか、皆さん気になると思います。イスパニア語学科は「鬼のイスパ」と呼ばれたりもしています。正直言って、否定はできません(笑)。テストが1学期に何回もあったり、2年生の終わりまで毎日必ず授業があったり、他の学科と比べたら鬼だなと思うときもあるかもしれません。しかし、新しい言語を本気で学び、使いこなせるようになるためには、相当な努力が必要なのです。たくさん勉強して、イスパニア語が徐々にわかるようになっていくと、必ず楽しくなってきます。1学年約70人という小さめの学科ですから、みんなで仲良く、励まし合いながら日々頑張っています。必修授業が多く、学科の友達と一緒にいる時間が長いため、本当に仲の良い、なんでも相談できる友達ができます!語学学校ではなく、大学なので、イスパニア語圏の歴史や文化も学ぶことができるという楽しさもあります。私は、大学で授業を受けるまで、歴史の授業はとても苦手でした。しかし、必修授業である「西米概史」や「西概史」の授業を受けて初めて、歴史を学ぶことの面白さを知ることができました。外国語学部生が学科の垣根を越えて履修することができる研究コース開講科目でも、幅広い分野のことを学ぶことができます。自分が興味を持てる分野が必ず見つかると思います!

最後に、皆さんが本学科に入学したらそれと同時に必ず入会する、同学会現役生部会の紹介をしたいと思います。私たちは、学科生がより充実した学生生活を送れるように、様々なイベントの企画、運営をしています。例年は、留学経験談を聞く会や新入生交流会、各界で活躍するOB・OGから仕事や就職についての話を聞く会、そしてバーベキュー、年度の終わりには、先生方と学生が集まり、食事を楽しみながらの学科総会も開催します(このサイトの「学科紹介」ページから「同学会Blog」が見られます)。新型コロナウイルスの影響で2020年度は対面でのイベント開催はできていませんが、オンラインで新入生交流会を開催するなど、アクティブに動いています。皆さんが入学し、一緒に交流できる日を心待ちにしています(^.^)/

2019年度総会にて