Hallo!
ドイツ語学科3年の大津菜々子です。現在ドイツのボン大学に留学中です。今週で夏のセメスターが終わり、テストも大詰め、夏休み目前です。
私は3月に到着したのでかれこれドイツ生活も6ヶ月目を迎えようとしています。私自身、あまりホームシックになるようなタイプではないのでこの5ヶ月間これといって苦労することはありませんでした。むしろ、初めての一人暮らし、海外生活に胸を踊らせることが多かったように感じます。無論、初めの時期はドイツ語をスーパーマーケットで使うだけでも苦労しましたが(笑)
ドイツ人の友達はもちろん多くできました。日本語学科のドイツ人学生との交流会で出会ったり、大学の公式掲示板で知り合ったり。私は欲張りなのであらゆるソーシャルメディアを駆使して貪欲にドイツ人の友達を探したりもしました(笑)おかげでボン市内のみならず、隣街のケルンにもとても仲の良い友達ができ、毎週金曜日、一緒にボクシングに通っています。
さて、話は少し変わるのですが、先日は私の誕生日でした!とても友達の大切さ、温かさを感じることができた1日でした。そこにいたのは、大勢のアメリカ人留学生でした。
留学が始まる直前、特に1人で行く場合には、「友達ができるかな」これが1番の不安要素なのではないでしょうか。もちろん同じ不安を抱えて来る留学生は他にも多いので友達はすぐできます。でも私がここで思うのは、「その不安から日本人とばかり一緒に過ごして自分のために果たしてなるのか」です。海外生活は不安なことばかりです。そこで頼りになるのは間違いなく簡単に意思疎通の出来る日本人であるはずです。しかし、そこに甘え続けていいのでしょうか。
私はそれが嫌でした。他の留学生を悪く言うわけではないのですが、同じ国籍同士で固まる姿がとても目立ちます。日本人だけでなく、韓国人、台湾人、アメリカ人も同様です。もちろんそれが良い方向に働くこともあります。韓国人グループはドイツ人の韓国語専攻の学生たちと度々、交流会をしているようですし、その他の国籍の学生もしかりです。しかし、私は誰かと一緒でなければ新しい世界に踏み込めない自分、というのは許せませんでした。
今、私は沢山のアメリカ人の友達がいます。これは私が、私と同時期に来た他の日本人とは全く違う所だと思います。私が他の学生より英語が上手いわけでもありません、何か秀でてるわけでも全くありません。ただ私は私なりに努力をしたような気がします。それを簡単に紹介すれば、
◯ 会話がよくわからなくても、とりあえず笑顔は忘れない。
◯ 誘いを受けたら理由がない限り断らない。
◯ 相手が大人数で自分1人が他国籍だとしても躊躇しない。
これだけです。もちろん緊張もしますし、色々な不安もつきまといますが、外国人相手であろうと、同じ人間なのだから。また相手に誘って欲しかったら、相手と仲良くしたかったら、「私はあなた(たち)と過ごしていて楽しいです」という表現を相手にわかりやすく伝えることが大事に決まっています。ちなみにこれはドイツ人の友達にもしてきたように思います。最近更に以前より気をつけているのは、私の英語、ドイツ語は未だ全く完璧ではないものの、積極的に自分の意見も発信することです。もちろん今まで述べてきたことは私にとっても挑戦ばなりなので、壁にぶつかっては、萎えることもありましたが(笑)留学はやはり、「やらない後悔よりやって後悔」といったポジティブな精神が最終的に成功を収めるのではないでしょうか。(私が成功しているわけではまだないのですが)おかげで今ではアメリカ人の中でもそれなりに会話に入り込めています♡
乱文になってしまいましたが、要するに私の留学は挑戦の毎日です。1人でヨーロッパ旅行をしてみたり、アルバイトを始めてみたり、今夏は約2ヶ月間ここボンを離れ、バイエルン州の小さな田舎町で work exchange をしながら、さらなるドイツ語力向上を目指します。work exchangeはあまり日本で普及してないので知らない人も多いと思いますが、とても面白いので気になった方は是非調べてみて下さい。この感想も後にまたブログで書く機会があればと思います!
後半期は前期の反省点も踏まえ、更に自分自身を成長させていきたいと思います。ポジティブに挑戦し続ける、大事な精神です。
少しでも参考になれば、、
それでは Ciao ciao ( ˘ω˘ )♡