大学院への進学

フランス語学科から大学院へ

フランス語学科卒業後大学院へ進学する学生は毎年2〜3名程度です。数は多くありませんが、今ではほとんどの進学希望の学生が日本ではなく、海外の大学院(Master課程)に進学するようになりました。進学先はもちろんフランスが多いですが、イギリスやアメリカなど英語圏を選ぶ学生も時々います。

そうなる理由は、本学科を卒業する進学希望の学生は、すでにフランスの大学院で専門的な研究をする際に必要なフランス語運用能力(B2〜C1)を身につけていることが多いからです。もちろん専門分野によっては、特に日本の大学院に所属する研究者の指導を受けたい場合などもありますが、そうでないケースでは直接フランスの大学院に進学する、フランス語を専門的に習得する学科だからこそそれができるのです。

近年大学院に進学した学生の専門分野はおよそ以下のようになるでしょう。
国際関係論、国際協力論、歴史学、アートマネジメント、観光学、言語学、外国語教育

フランス語学科にはフランスなど現地の大学院事情に詳しい教員が複数います。さまざまな奨学金を獲得するための情報提供や指導なども行っています。学部卒業後により専門的な勉強をしたいと考える人は、まだ漠然とした動機しかない場合であっても、気軽に相談してみてください。

 

★現在フランスの大学院・博士課程で研究をしている卒業生がブログを書いてくれました!感謝です。リアルな「フランスの大学院進学」を知ることができますので、是非読んでみてください。
https://dept.sophia.ac.jp/fs/french/news/卒業生blog:大学院への進学①/