留学生BLOG

  • Guidance on Study Abroad

    2020/05/22
    新入生の皆さん、こんにちは。 今回は留学についてのガイダンス動画を作成しました。 20分を越える長さになって仕舞いましたが、留学を考えている方は是非ご覧下さい。 今回もガイダンスで使用したPowerPointのスライドをPDFにしてリンクを張りますので、是非、参考にして下さい。 留学について(英語学科) また、ここで説明している内容の多くは大学公式サイトの「グローバル教育・留学」のページに書かれています。そちらにはより詳しい説明もありますので、是非、下記のリンクからご覧下さい。 https://www.sophia.ac.jp/jpn/global/index.html 今回は初めて zoom を使って動画を作成しました。如何でしたでしょうか?質問や感想、ご要望などありましたら、東郷までメールでお知らせ下さい。引き続きどうかよろしくお願いいたします。 英語学科新入生広報担当教員 東郷公徳(とうごう たかのり) email hidden; JavaScript is required<続きを読む>
  • 留学体験記: サンフランシスコは人種のるつぼ

    2018/07/29
    こんにちは!英語学科4年の岩田百合香です。私は2017年8月から2018年5月まで約9ヶ月間アメリカのサンフランシスコ大学に留学していました。 私自身留学に行きたいという想いは中学生ぐらいの頃からあったものの、所属していたダンスサークルとの兼ね合いで留学する時期に非常に迷いました。しかし、アメリカへの強いこだわりと引退する時期を出来るだけ伸ばしたいと思い、2年秋でも3年春でもなくこの時期での留学を決断しました。私がアメリカ、中でも特にサンフランシスコにこだわった理由はまさに“人種のるつぼ”の地域だからです。サンフランシスコ大学の留学生は大半を占めるアジア人から南米人やヨーロッパ人まで幅広い人種の人々がいる為、色々な国や地域の文化を学ぶことが出来ます。でも、こう言うと日本人が多いのでは?と思う人もいると思います。しかし!サンフランシスコ大学には本当に日本人が皆無と言っていいほどいません(笑)なので、日本人のいない場で自力で多くの人々と関わりたい人には本当にオススメの場所だと思います。 実際にサンフランシスコ大学で私は主にビジネスを学んでいました。将来簿記を取りたいという思いから数字が苦手ながらも会計の授業を取ったり、実際に市場調査を行うことのできるマーケティングの授業を取ったりしました。そして、アメリカの大学で学ぶ上で1番特徴的だなと感じたのはとにかくグループワークが多いことです。プレゼンテーションやレポートなどをグループで行う為、休日みんなで図書館に集まって勉強してそのままご飯を食べに行ったりとグループの人とも非常に仲良くなることが出来ました。初めは非ネイティブとしてグループ内で発言することに少し抵抗がありましたが、決して人のことを人種や能力などでジャッジすることない人達の温かさに触れる内に自分からどんどん意見が言えるようになっていました。きっとたくさんの国や地域の人との関わりが多いサンフランシスコで育ったからこそ、そこの学生は他者の価値観を心から尊重することのできるのかもしれないと感じました。 課外活動としては、主に2つメインで行っていたことがありました。1つ目はダンスです。サンフランシスコ市内にあるダンススタジオに毎週通い、その付近で開催されるイベントにも月に1度参加していました。ダンスで関わった人は子供から50代ぐらいの人まで本当に幅広く、今でもお互いのダンスの動画を交換し合ったりしながら交流を続けています。そして2つ目は日本語チューターのアルバイトです。ビザの関係上学内のみでのアルバイトを許可されていた私は日本語の授業を取っている現地の学生の会話の練習や作文の添削を行っていました。母国語を教えることに苦労した面もありましたが、そこから学生との交流も深まり、自宅でお好み焼きパーティーをしたり、みんなでカラオケに行ったりなど日本文化を一緒に楽しむことが出来ました。 まだまだ伝えたいことは山ほどあるのですが、私自身留学は自身の語学力を試すだけでなく様々な発見や成長を感じられる貴重な経験だと考えています。1人で環境に慣れ、生き抜く力を是非この機会に得てみて下さい!<続きを読む>
  • 留学体験記―デンマークで再生エネルギーについて学ぶ

    2018/02/06
    こんにちわ!英語学科3年のAkihiroです。2017年秋学期から1年ほどデンマークのオーフス大学に留学しています!! もともと留学したいという思いがあり、入学した時から交換留学を視野に入れて大学生活を送っていました。上智大学は世界各国の協定校を持ち、留学を積極的に勧めているため留学を考えている人には素晴らしい大学だと思います。アメリカやカナダをはじめとする英語圏への留学が主流の中、なぜ私がデンマークに留学したのかというと、今までとは異なる環境に身を置きたいと考えたからです。私はアメリカとイギリスに滞在経験があるのですが、イギリスにいた頃、ヨーロッパの文化の広さと深さに驚いたため留学することにしました。また、再生可能エネルギーに興味があったので、自国の電力のほとんどを再生可能エネルギーでまかなっているデンマークを留学先に選びました。 まず、デンマークで気付いたことは、福祉制度がとても充実しているということです。福祉国家であるデンマークは税金を高めに設定しており、国民が幅広く恩恵を受けられるようになっています。よって、物価がとても高く、水1本が約200 円、ファストフード店のハンバーガー・セットが約1300円もします。その一方で、大学までの教育費や医療費などが無料です。そのため、デンマークは世界で最も幸せな国の一つとして数えられています。また、デンマークではお互いの信頼度がとても高いです。デンマークのお母様方はなんと店の外に子供をベビーカーに乗せたまま店に入りお茶や食事をします。私はこのようなユニークな環境の中で生活しています。 オーフス大学では、高校の時から興味があった再生可能エネルギーの法律やビジネスについて学んでいま す。デンマークは英語が第二言語なのですが、英語のレベルはとても高く、TOEFLの国民平均スコアが100点もあります。英語を第二言語として習得している身として学ぶことが多く、洗練された英語が飛び交う中で議論やプレゼンテーションを行い、毎日刺激的な学生生活を送っています。また、国同士で考え方が違うことから、新たな価値を見つけることもできました。授業の準備に夜遅くまでかかることもありますが、それでも興味のある分野の勉強は楽しく、自分の成長に繋がるものを多く得ました。残りの半年の留学生活で自分の興味のある分野をより深められたらと考えています。 また、課外活動として日本語を専攻している現地の学生とともに異文化交流のボランティア活動をしたり、ハロウィンやクリスマスを過ごすなど様々な行事を祝ったりしています。週末や連休を使い、他のヨーロッパの国を旅行したりもしています。デンマークはEU加盟国なので、他のEUの国に3~5000円で行けるのが魅力的です。私の友人の中には1年かけて20か国以上旅した人もいるので行動力次第ではヨー ロッパを制覇できるかもしれません。学生在学留学はとても貴重な経験だと思うので、是非留学を視野に入れてみてください。 在学中の留学はとても貴重な経験だと思うので、是非留学を視野に入れてみてください。         オーフス大学に留学中の筆者<続きを読む>
  • 国連ユースボランティア(UN Youth Volunteer)参加報告記

    2017/12/04
    1. はじめにこんにちは、英語学科4年の高安めい菜と申します。現在、私は上智大学が提携している『国連ユースボランティア(以下UNYV)』プログラムを通して、バンコクの国連開発計画(UNDP)という国連機関で働いています。UNYVは、学部生が海外の国連機関で長期に働けるプログラムです。これを読んでくださっている方の中には、将来国連や国際機関で働くことに関心がある方もいるかと思います。「国連職員」への道としては、JPO、YPP、公募制度の3つが主な手段として挙がると思います。しかし,その前には修士課程を取ったり、職務経験を積んだりと資金と労力を要します。私もこのプログラムを知るまでは国連は「何年後かに挑戦するもの」と思っていました。そんな遠い存在だった国連を身近に感じることができるのがこのプログラムです。 今年10月初旬にバンコクに到着し、働き始めて2ヶ月しか経っていませんが、今回は『国連ユースボランティア』の内容、メリットなどについて紹介します。 2.『国連ユースボランティア』とは『国連ユースボランティア』とはヨーロッパや米国、日本などの大学が国連と提携して大学生を世界の国連機関に派遣するプログラムです。国によって少しずつ制度が違うと思うのですが、今回は日本のUNYVに限定します。 日本では元々関西学院大学で始まったプログラムで、現在は9大学に広がっています(個人的にはもっと多くの学生に広めていきたい!)。選考は学内選考(書類+面接)通過後に国連選考(書類+面接2回)がありました。派遣生は9月末〜10月初旬より5ヶ月間に渡り、国連機関で実際に国連職員の方と一緒にフルタイムで働きます。2017年度は世界中から17人(1カ国1人)※が派遣されています。現地渡航前には同じ二度の事前研修があったり、現地での生活費が支給されたりと、手厚いサポートがあります。※インドネシア、エジプト、カンボジア、サモア、ジンバブエ、スリランカ、タイ、トリニダード・トバゴ、バルバドス、東ティモール、フィジー、フィリピン、ベトナム、マラウイ、ミャンマー、モザンビーク、ラオス 仕事内容は、簡単にまとめると、社会起業に関心のある若者と、その人たちをサポートするパートナー企業、起業家、政府系機関、NPOなど様々なセクターを繋ぐプラットフォームを運営しています。そのため、ワークショップ、イベントの企画・運営、パートナーとの連絡が主な仕事です(仕事内容は、こちらで紹介しております)。       写真1:国連の建物と世界の国旗をバックに。私は後ろの建物の12階で働いてます。緑の屋根の建物は会議用です。   3. メリット①学部生という早い時期に国連で仕事ができるこのプログラムの最大のメリットは間違いなく、学部生でありながら国連機関で働けることです。学部生であるため、やれること(できること)は僅かですが、国連職員の方がどのような仕事をしているのか、その中で自分はどのようなことに興味があって、将来このようなキャリアを歩みたいのか、どの立場で関わりたいのかなどを考える良い機会となります。 ②ネットワーク国連でのネットワークもとても貴重です。ランチの時間を使って幅広い分野の方々とお話しでき、日々、ネットワークが広がっていくのを実感しています。どんな仕事をしているのか、どのような背景なのかを聞いたり、仕事のアドバイスをもらったりしています。 ③国際イベントへの参加国際イベントへの機会がとても豊富です。私がいるバンコクでは大きな国際会議が毎週のように開かれていて、自由に参加できます。先週はアジア太平洋から集まる起業家のパネルディスカッションに参加しました。 また、場合によりますが、希望すれば国連外でも自分の関心のある機会に行かせてくれるとても懐の大きい組織です。ちょうど先週、UNDP共催のシンガポールで3日間行われた大きなビジネスフォーラムに参加してきました※。参加したい意思表示をしたらトップがチケットを手配してくれたのです。入ったばかりの私にこのような機会を与えてくださったことが本当に嬉しくて、とても有難く思います。このように、意思表示をすればチャンスをくれるという組織風土があり、もっと頑張ろうと思わせてくれます。※UNYVは基本的に仕事関連以外の理由での海外渡航を禁じています。この件については大学も了承済みです。       写真2:シンガポールのビジネスフォーラムにて一緒に登壇したYNYVのメンバーとともに  4. さいごに長くなりましたが、少しでもこのプログラムの魅力が伝わっていれば幸いです。上智には大学に通う留学以外にも学部生にしてこのような経験をさせてもらえる機会があります。自分自身とても貴重な経験をさせてもらっていると実感しているので、より多くの方に知ってい頂き、選択肢の一つとして考える機会となればと思っています。正直、自分が今まで経験してきた長期留学や他の海外プログラム以上に、思い通りに行かなかったり、期待外れなことがあったり、苦労することもありますが、それらも含めて学びと捉えて前向きに考えていこうと思います。ここまで読んでくださった方、有難うございました!     写真3:先月行ったプロジェクトの4日間に渡るイベント最終日。タイの北部、中心部、南部から起業に関心のある若者、パートナー企業、起業家、総勢300人が集まりました。    <続きを読む>
  • McGill大学(カナダ)留学体験記

    2017/06/29
    こんにちは!英語学科4年のMarikoです。2016年の秋学期から1年ほどカナダのモントリオールにあるマギル大学に留学していました。 もともと留学したいという思いがあり、入学した時から交換留学に応募するというのは決めていました。小中高とフィギュアスケート漬けの生活をしていたので、もっと視野を広げて世界を見てみたいと思っていたこと、そして、日系アメリカ人の祖母や曽祖母の姿をみていた中で、海外に対する興味が膨らんでいたという、今考えるとぼんやりした理由で、上智大学に入学しました。 とはいえ、大学に入るまで私自身は海外経験もなく、英語も中学から学校の授業で学んだだけ。入学してみて周りのレベルに驚きました。それでも、流暢な英語が飛び交い、活発に議論する友人たちの姿がとっても印象的で、私も海外に行ってみたいな、という思いはさらに強くなりました。  遂に叶った交換留学。戸惑うこともあったけど、学ぶことの多い一年になりました。上智では移民に関する卒論を書いているので、マギル大学では社会学の授業をいくつか履修していました。移民を多く受け入れるカナダ。多様性に富んだマギルの学生との議論は刺激的で、思いもよらない考え方にふれ、如何に今まで自分が小さなコミュニティで生きてきたか実感しました。授業以外では日本人学生会のイベントや、小学校でピアノを教えるボランティアに参加しました。また、ホッケーの試合を見に行ったり、カーリングを友達としたり、時には旅行をしたりもしました。マギルでの勉強はとってもハードなので、出かけたり、課外活動に参加することで気持ちの切り替えができました。             大学最古の建物Arts Buildingと筆者             最後のフランス語の授業でクラスメイトと一緒に   カナダに留学することの魅力は沢山ありますが、比較的安全であるということ、そして色々な国から学生を受け入れているので多様性に富んでいることが挙げられられるでしょう!そして、モントリオールの良いところは何と言っても街並みの美しさ。ユネスコにデザイン都市として指定されているだけあって、ヨーロッパ調の街並みが残るオールドポートや、四季折々の自然の美しさをみせてくれるモンロワイヤルパークなど、見どころが沢山あります。お散歩コースにノートルダム大聖堂があったなんて、今思うととても贅沢です。         モンロワイヤルパークからの夜景              モントリオールの街並み   帰国して2ヶ月が経とうとしていて、思い出が美化されつつありますが、勉強は大変だし、友達作るのも大変だし、自分が成長できているかよくわからないし、辛いな、と思ったこともありました。でも、マギルでの生活を終え、今は前までなかった価値観や考え方に気づき、見える世界も少しばかり変わりました。そして圧倒的な勉強量をこなす学生と一緒に授業を受けていく中で、自分の中での当たり前の基準も変わりました。今は行って本当に良かったな、と思っています。交換留学や短期留学、それ以外にも海外研修や、海外インターンシップなど、挑戦したい気持ちを後押ししてくれるプログラムが上智には沢山あります。ここでの学びを糧に、少しずつ恩返しをしていきたいというのが今の気持ちです!    <続きを読む>
  • A Big Tree in Scotland by Akiyo Ozawa

    2017/06/01
    11 September 2016 Looking out of a window, a big tree jumped into my eyes. The sunshine accentuated the greenness of the tree against the blue sky. My heart leaped at the sight, because it seemed to cheer me up, the person who started an entirely new life from that day. Sound sleep in my room recovered me from the fatigue of a long flight, and I was impatient to go out to explore. The campus was so spacious that I was sure everyone would get lost at first. Under the bridge which connected my flat to the university, there was a big lake surrounded by woods. During my first <続きを読む>
  • イタリア留学体験記―二つめの外国語の習得

    2016/08/11
    はじめまして、英語学科4年の春日茜です。私は2015年の秋学期から2016年の春学期まで約9ヶ月間、イタリアのヴェネツィアで交換留学をしてきました。今まで長期留学をしたことがなく、まして帰国子女でもなかったため、高校生の時から漠然と大学に入ったら留学をしてみたいと思うようになりました。幸いなことに自分の希望の学科から合格をいただき、いざ留学先を選択する時になって、英語圏にするか非英語圏にするかはとても迷いました。もともと英語圏以外にも留学の選択肢がたくさんあるからという理由で大学選びをしたはずだったのに、周りの友人のほとんどが英語圏を選択しており、加えて私自身が英語力に自信を持てなかったことが原因でした。しかし、せっかく大学にいるのだから英語以外の外国語も習得したいという思いも強く、イタリア語の教授に背中を押して頂き、ヴェネツィア大学への交換留学に応募しました。   正式に留学が決まった後も、寮の環境があまり良くなかったため、現地の不動産屋さんと連絡を取って賃貸契約を結び、一人暮らしをしました。外国人だからという理由で断られたところも何回かありました。出国前だったので、時差の関係で日本では考えられないような時間に連絡が来ることも多く、物件は先着順だったため、めちゃくちゃな生活をしていたことを覚えています(この時に私の希望を快く受け入れてくれたスタッフの2人は、留学終了までずっと私のことを気にかけてくれていました)。出国直前までには語彙力を上げたい、と思っていたのですが、結局上げられずじまいでイタリアに行きました。   頭ではわかっていたことですが、到着して間もない頃は、文字通り右も左もわからない状態でした。ヴェネツィアの路地は迷宮みたいで、出かける度に迷子になるし、現地の常識も会話力も何もかもが欠けている状態でした。しかし、日常生活(スーパーやカフェなど)で出会うイタリア人の多くはあまり英語を話さないため、イタリア語でどうにかしなければなりませんでした。授業が始まると大学で日本語を学んでいる友人と出会い、イタリア語と日本語(と時々英語)で会話をしていました。彼らからは、語学のみならずイタリアでのルールやマナー、そして美味しいお店まで教えてもらい、帰国した今でもその交友関係は続いています。   実は一人暮らしをするのも初めてで、戸締りやゴミ出しなどのすべてが自己責任なので寮に住んでいる友人が羨ましくなったこともありました。しかし、一人暮らしだったからこそ、近所の人々と触れ合う機会が沢山ありました。観光地の中心に住んでいたからか、家を出て数秒でフランスからの観光客にフランス語で道を尋ねられ戸惑ったのも、今ではいい思い出です。たったの9ヶ月間の滞在ですが、落ち込んでいる時などは、イタリア人の陽気でおしゃべり好きな性格に何度も助けられました。帰国する頃になると、英語よりもイタリア語の方が日常会話はラクに感じるくらい、語学力が身につきました。今でも学術的な文献は英語の方が読みやすいですが、自分の感情を乗せて話す時にはイタリア語の方が便利に感じます。   ヨーロッパという陸続きの環境だと、国外への旅行も比較的短時間でできました。留学前に漠然と抱いていたEUとその各国へのイメージは、実際に目で見ることで良くも悪くも大きく変わりました。移民問題や所得の格差の問題も、ずっと身近に感じられるようになりました。   この留学を通じて、正直なところ英語力は伸びたかはわかりませんが、その代わりにイタリア語能力は伸ばせた実感がありますし、ヨーロッパでなければ(そしてイタリアでなければ)体験できない経験がたくさん出来たと感じています。犯罪に遭ってしまったこと、人種差別されたこと、ヨーロッパ各国の人々の自分の国へのプライドを感じられたこと、エスプレッソとワインをはじめとするイタリアの食文化にどっぷりと浸かれたこと、深夜まで時間を気にせずおしゃべりをしたことなどなど今となっては全ていい思い出です。   決して楽しいことばかりではありませんが、たとえ自分の専攻語の国ではなくても、語学力が多少足りなくても、後から補うことさえできれば充実した留学生活を送ることはできます!治安面や語学の面での不安もありますが、私は長期の交換留学を強くお勧めします。<続きを読む>
  • Choosing the Right Club or Organization While Studying Abroad

    2016/08/01  Yuki Goto
    The first thing I did when I arrived at the University of Virginia was not go and search for my classrooms, or to check out the dining hall near my dorm, which everyone I met told me was the best on campus, but to visit a student activities fair that was taking place on the Central Grounds. To me, joining some kind of organization or club seemed the easiest way to get used to campus life here and meet new people. The University of Virginia is a big school. Coming from Sophia University, I was used to a tiny campus, so the first few weeks I kept getting lost when <続きを読む>
  • No rain, no rainbow! ~2年生からのハワイ留学~

    2016/07/26
    Aloha! 私は、2015年秋学期から一年間ハワイ大学マノア校に留学していました英語学科3年の原田奈々です。ちょうど一ヶ月前に帰国しました。改めてハワイでの生活を振り返ってみると、毎日がとても充実していて、夢のような一年でした。 私が大学2年の秋から留学することを決めた理由は、小さい頃からずっと海外留学に憧れていて、早くその夢を叶えたかったことと、帰国してから就職活動に向けて十分準備できるようにしたいと思ったからです。そのため、留学への準備は入学してからすぐ始めました。良い成績をとるために頑張りながら、TOEFLの勉強や留学先の候補を探したりなど、大学1年の春学期はとても忙しかったです。 ハワイ大学は留学生が多く国際色豊かで、授業では様々な意見が飛び交っていました。私は観光経営学を中心に受講しました。マーケティング学や経営学を通して、観光業がどのように成り立っているのか、そしてその土地や住んでいる人々にどような影響を与えているのかについて学びました。         写真1:ハワイ大学の校舎              写真2:Hulaの授業にて(筆者:左) また、ハワイへの理解を深めるために、ハワイ研究やフラダンスの授業も受講し、ハワイの伝統や歴史、言語、地理などを学びました。ハワイならではの授業がとても興味深く、楽しかったです。広大なキャンパスは自然豊かでとても居心地がよく、伸び伸びと勉強に励むことができました。嫌なことがあっても、真っ青な空や大きなヤシの木を見上げれば、元気が湧いてきて、いつでも前向きな気持ちになれました。 私は学校外の寮で様々な国籍の学生と共に生活し、お互いの国への理解を深めることができました。 週末は友達とビーチで遊んだり、ハイキングしたり、ショッピングしたり、美味しいパンケーキを食べたりして過ごしました。友達と過ごした時間が私にとって一番の思い出です。 私は今回の留学を通して、物事の見え方や考え方がより柔軟になり、少なからず成長できたと実感しています。今後はハワイで学んだことを生かし、上智大学で専攻である北米地域の研究を進めたいです。また、ハワイで養ったアロハスピリットを忘れずに、私の留学を応援し支えてくれた家族や友達に少しでも恩返しをしていければと思います。      <続きを読む>
  • 地球を半周して-南米日系人学生と英語学科生との合同ゼミを行いました。

    2016/07/12
    今日は、英語学科3年の奥本孝乃さんからのレポートです。 今月8日に、英語学科飯島真里子先生のゼミにて、JICA派遣の南米日系人学生との合同ゼミが上智大学にて開かれました。 今年は南米ブラジル、4年後は日本にて開催されるオリンピックや、各国の移民に対するイメージ、また学生自身の海外における将来のキャリアに関するディスカッションを通じて意見交換を行いました。グループごとの発表では、考え方の違いやディスカッション前後での互いの国に対するイメージの変化など、様々な面白い報告が見られ、理解が深まりました。 終了後には副学長の杉村美紀先生にもご挨拶をいただき、楽しく食事をしながら、日常生活や学業など、学生同士の会話にも花が咲きました。こうして貴重な時間を過ごすことができたからには、日本人としてこの経験を生かして、日系人との交流をさらに促進していきたいと思います。<続きを読む>