留学体験記―デンマークで再生エネルギーについて学ぶ

こんにちわ!英語学科3年のAkihiroです。2017年秋学期から1年ほどデンマークのオーフス大学に留学しています!!

もともと留学したいという思いがあり、入学した時から交換留学を視野に入れて大学生活を送っていました。上智大学は世界各国の協定校を持ち、留学を積極的に勧めているため留学を考えている人には素晴らしい大学だと思います。アメリカやカナダをはじめとする英語圏への留学が主流の中、なぜ私がデンマークに留学したのかというと、今までとは異なる環境に身を置きたいと考えたからです。私はアメリカとイギリスに滞在経験があるのですが、イギリスにいた頃、ヨーロッパの文化の広さと深さに驚いたため留学することにしました。また、再生可能エネルギーに興味があったので、自国の電力のほとんどを再生可能エネルギーでまかなっているデンマークを留学先に選びました。

まず、デンマークで気付いたことは、福祉制度がとても充実しているということです。福祉国家であるデンマークは税金を高めに設定しており、国民が幅広く恩恵を受けられるようになっています。よって、物価がとても高く、水1本が約200 円、ファストフード店のハンバーガー・セットが約1300円もします。その一方で、大学までの教育費や医療費などが無料です。そのため、デンマークは世界で最も幸せな国の一つとして数えられています。また、デンマークではお互いの信頼度がとても高いです。デンマークのお母様方はなんと店の外に子供をベビーカーに乗せたまま店に入りお茶や食事をします。私はこのようなユニークな環境の中で生活しています。

オーフス大学では、高校の時から興味があった再生可能エネルギーの法律やビジネスについて学んでいま す。デンマークは英語が第二言語なのですが、英語のレベルはとても高く、TOEFLの国民平均スコアが100点もあります。英語を第二言語として習得している身として学ぶことが多く、洗練された英語が飛び交う中で議論やプレゼンテーションを行い、毎日刺激的な学生生活を送っています。また、国同士で考え方が違うことから、新たな価値を見つけることできました。授業の準備に夜遅くまでかかることもありますが、それでも興味のある分野の勉強は楽しく、自分の成長に繋がるものを多く得ました。残りの半年の留学生活で自分の興味のある分野をより深められたらと考えています。

また、課外活動として日本語を専攻している現地の学生とともに異文化交流のボランティア活動をしたり、ハロウィンやクリスマスを過ごすなど様々な行事を祝ったりしています。週末や連休を使い、他のヨーロッパの国を旅行したりもしています。デンマークはEU加盟国なので、他のEUの国に3~5000円で行けるのが魅力的です。私の友人の中には1年かけて20か国以上旅した人もいるので行動力次第ではヨー ロッパを制覇できるかもしれません。学生在学留学はとても貴重な経験だと思うので、是非留学を視野に入れてみてください。

在学中の留学はとても貴重な経験だと思うので、是非留学を視野に入れてみてください。

akihiro

 

 

 

 

オーフス大学に留学中の筆者