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【CLIL Workshop Series 10 】 Designing CLIL Materials with “The Brain” and “Literacy” in Mind
The unstoppable technological dissemination (Internet, mobile phones, apps) is causing significant transformations in language teaching. Nowadays, learners have more options to learn on their own, informally, through leisure activities (video games, fan subbing, music, fanfic), by contacting native speakers or taking advantage of available tools (search engines, translators, assisted writers, artificial intelligence). Teachers also harness these resources to provide more digital materials (multimodal, self-corrective, question consultation, more current or suitable input, etc.), but today we are less relevant than few decades ago. These changes also gradually modify the roles of learner and teacher. The former gains more prominence, autonomy, freedom, and responsibility, while the latter increasingly becomes a tutor, counselor, or supervisor and less of a lecturer or evaluator. Based on real case studies and empirical data (Spaniards who learn Korean by listening to K-pop and watching K-drama; young Chinese who translate and comment with danmu on Hispanic television series; European adults learning Spanish by dancing salsa; teenagers improving their English by playing video games; Hispanic transnational video creators in Douyin), we will reflect on these changes and offer present and future orientations.
本シンポジウムは、さまざまな外国語教育の関係者が一堂に会し、日本の外国語教育の未来を拓くための具体策を練り、それを実現するための機会としています。2013年の第1回シンポジウムから「外国語教育の未来を拓く」という共通テーマを掲げ、JACTFLとSOLFICが主催組織として、毎年3月に上智大学で継続的に行ってきました。 本シンポジウムにおいて、私たちは、日本における多言語・複言語教育の未来を拓くための具体策を練り、意見交換する場を提供するとともに、多言語・複言語教育を推進していくために、小中高大の外国語教育者・研究者や外国語教育施策に関わるステークホルダーらがそれぞれの研究知や実践知を発信する機会をつくってきました。 JACTFLは、これまで日本の外国語教育施策に係る文部科学省や東京都教育庁などの上層部に対して、日本社会において多様な外国語教育を推進するための建設的な提案を組織的に粘り強く行ってきました。またJACTFLは、10年以上に及ぶ地道な活動によって、長く続いた言語種と教育段階の厚い壁を打ち破り、あらゆる言語種、あらゆる教育段階、あらゆる言語形態などを直接つなげました。その結果、異なる背景を持つ関係者同士がアイデアを出し合い協働するという、従来存在しなかった外国語教育者間のネットワークの構築を実現しました。 今回の第12回シンポジウムは、「ことばの価値に気づくための外国語教育」という副題を用意し、これからの10年、20年を見据え、日本社会が切り拓いていく外国語教育の未来、ひいては日本と世界が共創する外国語教育の未来を考える機会にしたいと思います。
本シンポジウムでは、ロシア語教育を音声の側面から4人の研究者が論じます。具体的にはロシア語をL2として学習する大学生を対象とした音声学・音韻論的調査の報告と、それについてのディスカッションです。 ロシア語のようなラテンアルファベットを使用しない言語を学習する際、音声がイメージしやすい音声表記はどのようなものなのか、ひらがな・カタカナによる音声表記のメリット・デメリット、日本語母語話者に見受けられるアクセントやイントネーションの特徴などについて、会場との質疑応答を交えながら議論します。
⼿話⾔語と⾳声⾔語は,⾝体の外に⾔語表現を表出する⼿段すなわち外在化の⼿段が異なるが,⽣成⽂法理論のもとでは,どちらの⾔語もヒトの脳内に備わる同じ ⾔語機構によって扱われるものであり,両者の違いは外在化の⼿段が影響する範囲にのみ存在すると仮定される。本講演では,⽇本⼿話の「⽂末指さし」を取り上げ,⼀⾒何かを指で指し⽰すためのジェスチャーと同じように⾒えるものが,実際には⾳声⾔語と共通する統語的メカニズムによって説明される可能性について検討する。具体的な分析としては主に内堀・今⻄・上⽥(2023)に基づき,⽂末指さしが⽣じているとき,それが CP 領域において話題要素ないし主語との素性⼀致を形態的に具現化するものであることを論じる。
2023年11月6日(月)~11月23(木) Sophia Open Research Weeks 2023を開催いたします。 上智大学研究機構に所属の研究所・研究センターや附置研究所を中心とし、学内で展開されている多様な専門分野における研究成果を、学内外に紹介する様々な企画を実施します。 今年も幅広いトピックが揃いました。ぜひご参加ください! なお、各企画は一部を除き事前予約が必要です。各企画の案内や、予約方法については、以下リンクよりご確認ください。 https://piloti.sophia.ac.jp/jpn/research/kenkyukikan/sorw/