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生成文法標準理論では句構造規則により、Xバー理論以降は主要部パラメターにより句構造の終端記号である語彙項目(及び形態素)の線状的順序は直接読み取られると考えられてきた。極小主義では句構造として無順序二項集合を仮定し、Kayne (1994) の反対称性理論の線状対応公理に基づく線状化が一般に仮定されてきたが、日本語のようないわゆる主要部が最終尾にくる言語では、多くの音形を持たない機能範疇と大量の語順を整えるだけの移動を伴うことになる。本講演ではXバー構造にグラフ理論を適用した Kural (2005) を、裸句構造 (Bare Phrase Structure) に拡張した提案 (Toyoshima 2013, 2016) を紹介し、Ā移動が破棄された Chomsky (2024) での外在化と転送される統辞体について思索する。


今年で12回目を迎えるSophia Open Research Weeks は、上智大学で日頃から展開されている多彩な研究活動の成果を、広く世の中の皆さんと共有しようという企画です。名称にOpenの語があるように、すべての人に「開かれた」催しです。 SORW2025では、研究機構と機構を構成する常設・時限両部門の研究所・研究センターのほか、附置研究機関などが、およそ3週間にわたり、講演会、シンポジウム、ワークショップや展示など、さまざまな企画を展開します。対面・オンライン・ハイブリッドと開催形式も多様です。ご自身のライフスタイルに合わせてSORW2025をお楽しみいただければ幸いです。皆さんのご参加をお待ちしています。

