イスラーム地域研究所&京都産業大学共催研究セミナー"Seminar on Mashriq Society and Politics"のご案内(2023年5月25日(木) 対面開催)
5月25(木)に、日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金配付上智大学イスラーム地域研究所共同研究「現代イスラームにおける公共性再構築をめぐる動態の研究」(代表:赤堀雅幸)と京都産業大学国際関係学部は、Myriam Ababsaさん(French Institute for the Near-East (IFPO))を招聘し、以下のセミナーを開催します。 Myriam Ababsaさんは、ヨルダンとシリアをフィールドとする社会地理学者で、2000年からヨルダンを拠点とし、シリアやヨルダンにおける地域や公共政策、都市開発に関して研究しています。 本セミナーでは、2009年に刊行されたRaqqa, Territoires et pratiques sociales d’une ville syrienne(ラッカ―シリアの一都市における地域と社会的実践)(Presse de l‘IFPO)をベースに、ラッカにおけるアラブとクルドの関係や2017年以降の都市の管理などマイノリティ問題に視野をおきつつお話しいただきます。【日 時】5月25日(木)16:45~18:15
【Date&Time】May 25, 2023 (Thurs),16:45 – 18:15
【場 所】 京都産業大学 SR(真理館)306教室
【Place】Building SR, Room 306, Kyoto Sangyo University
【言語 (Language)】英語 (English)
【プログラム (Program)】
16:35 Opening・北澤義之 KITAZAWA Yoshiyuki (Kyoto Sangyo University) & 岩崎えり奈 IWASAKI Erina(Sophia University)
16:50-17:20 Myriam ABABSA (French Institute for the Near-East (IFPO))
“Raqqa City Governance and Challenges of the Kurd and Arab Administration (2017-2023)”
17:20-18:15 Discussions
【連絡先(Contact)】
イスラーム地域研究所事務局EMAIL: sias-co*sophia.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)
【発表者略歴(Profile)】
Myriam Ababsa 略歴: ヨルダンとシリアをフィールドとする社会地理学者。2004年に仏トゥール大学で地理学の博士号を取得。現在ヨルダンを拠点にシリアとヨルダンにおける地域や公共政策、都市開発に関して研究。著書として、Raqqa, Territoires et pratiques sociales d’une ville syrienne (IFPO 2009)、Atlas of Jordan. History, Territories and Society (Ifpo 2013)、Baudouin DupretとEric Denisとの共編著Popular Housing and Urban Land Tenure in the Middle East (University of Cairo Press, 2012) Rami Daherとの共編著Cities, Urban Practices and Nation Building in Jordan (IFPO 2011)などがある。
【主催】
日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金配布上智大学イスラーム地域研究所共同研究「現代イスラームにおける公共性再構築をめぐる動態の研究」
京都産業大学国際関係学部