学科4年生の徳岡千香子といいます。私は7月11日から18日まで、日露青年交流センターのプログラムでエカテリンブルクに滞在しました。エカテリンブルクは日本人にはなじみの薄い都市かもしれませんが、ウラル山脈のすぐ東に位置し、人口130万人を超えるロシア第4の大都市です。
現地ではエカテリンブルクで7月9日から12日まで開催されいてた産業総合博覧会・イノプロムでの日露青年円卓会議、「2017年ウラル日本週間」内のイベントとして行われた現地の日本語学校の学生たちとの2泊3日国際青年キャンプ(ウラル山脈でのキャンプ)など刺激的な体験イベントに参加しました。
キャンプでは日本では絶対に経験しないようなロープワークや日本の消しゴム判子作り、習字、劇(桃太郎、大きな株)など日本人、ロシア人全員で協力するイベントが多く、最終日には国籍に関係なく日本語、ロシア語が混ざった会話で全員と親密になることができました。学生たちは本当に親切で、最後に空港で別れるまでずっと手を振ってくれていたり、私たちの話すロシア語を時間をかけて理解しようとしてくれたりして、本当にうれしいことの多い一週間でした。
現地の方々がイベントごとに日本人ゲストとして私たちを手厚くもてなしてくれたことがとても印象的でした。音楽大学のコンサートでは日本の曲(ジブリ映画の曲など)を用意してくださったこと、年齢も様々な30人以上の学生みんなが日本に興味を持ってくれていたことに心から感動しました。今回のプログラムで、私のロシアに対する印象が大きく変わり、さらにロシアが好きになりました。今回、語学の面で悔しい思いをした部分もあるので次に彼らに会う時までに自分のロシア語を磨いて再会を果たそうと思っています。