Успаміны пра Беларусь! ベラルーシでの思い出

Прывітанне! (プルィヴィターンニェ)! 今年の1月までベラルーシ国立大学に留学していました3年の鶴岡義城です。今は留学を終え日本に帰っていますが、皆さんにベラルーシでの思い出を紹介していきます。

ベラルーシで驚いたことはまず何といっても物価の安さです。卑近なものを挙げればジャガイモが1キロ50円程度、牛乳が1リットル80円程度で、月に5万円あれば何も節制することなく暮らせます。次に町の清潔さです。ベラルーシには町の至る所にゴミ箱が設置されている上、清掃員が昼夜問わずゴミを拾っているのでとても清潔です。とはいってもこれは大きな通りに限った話で、中心から離れるとちょっと…という時もあります。

大学での授業は他の国から来た留学生と一緒に受け、基本的にはベラルーシ人とは一緒に受けませんでした。僕の時はフランス人、ドイツ人、中国人、韓国人、チェコ人、ハンガリー人と一緒に受けました。ベラルーシ語の授業もあり普段の生活で話す機会はほとんどないですが、美しい言語なのでこの大学に留学した人には是非とも学んで欲しいです。ちなみにベラルーシ語でベラルーシ人に話しかけると100%驚かれます。

ベラルーシの祝日は基本的にロシアと似通っていますが、大きな違いは7月3日の独立記念日(Дзень Незалежнасці)です。これは1944年7月3日にミンスクがナチス・ドイツの支配から解放されたことを記念しており、この日は観閲行進を行ったり、ミンスクを解放した戦いを再現したりと1日中お祭り騒ぎです。

最後にベラルーシの街を紹介していきます。一言にベラルーシの街は多種多様で、例えば北西部にある街フロドナは西欧、特にリトアニアの町並みにとても良く似ていて、東部にある街マヒリョウはロシア(ソ連)の町並みと両方の文化が混在しています。そして前述のフロドナに近いリダという街にはベラルーシでは非常に有名なлідскае(リーツカエ)というビールの工場があり、南部のマズィルという街はベラルーシには珍しく坂がとても多いです。個人的にはミンスクのような都会より地方の方が面白いのですごくおすすめです。

いかがでしたでしょうか。ここに書いたことではベラルーシの魅力の半分も伝えられていないので、残りは是非とも自分の目で確かめてみてください。神秘のヴェールに包まれた国が皆さんを待っています。Пакуль(パクーリ)!