安曇野にあるちひろ美術館の展示場で、「ブラジルからやってきた!色彩の画家ホジェル・メロ展」とあるのを偶然見つけました。ブラジル人作家がなぜここに?なんと、2014年3月、ホジェル・メロ(Roger Mello)氏は児童文学のノーベル賞とも称される国際アンデルセン賞画家賞を、ブラジル人として初めて受賞した人だったのです。1984年のリジア・ボジュンガ(Lygia Bojunga)、2000年のアナ・マリア・マシャード(Ana Maria Machado)についで三人目のブラジル人ですが、イラスト部門では初めてです。原色を巧みに使い、とても細密なタッチを駆使して、素晴らしい世界を創り出す作家です。ぜひ、ネットで調べてみてください。また作品賞は「守り人シリーズ」の上橋菜穂子さんが受賞しました。