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シンポジウム「持続可能な開発と環境保護~シルバさんと語ろう地球の未来」が上智大学にて開催

田村 梨花

10月13日、毎日新聞社の主催により、元ブラジル環境大臣のマリナ・シルバさんを迎えてシンポジウム「持続可能な開発と環境保護~シルバさんと語ろう地球の未来」が上智大学10号館講堂にて開催されました(上智大学は協賛)。
地球の豊かな環境をしっかりと未来の世代へと引き継ぐために私たちがとるべき行動について強いメッセージを送っていただきました。
シルバさんの講演後、ポルトガル語学科生でブラジル社会研究ゼミの笠原友理彩さん(4年生)・芦野智昭さん(3年生)はシルバさんにポルトガル語で質問するという貴重な機会をいただきました!
講演会後のレセプションではシルバさんの資料の翻訳のお手伝いをした本学科生の坂田彩乃さん(4年生)が花束を手渡す1シーンもありました。

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講演会を終えて、芦野さんは「ブラジルの要人で環境保全の第一人者であるシルバ氏が上智大学に来られて直接自分の質問に答えていただいたことは人生のうち で数えるほどの貴重な体験となった。シルバ氏が来日し、我々学生に伝えたかったメッセージをそれぞれが解釈して行動していくことが大切だと思った。」、坂 田さんは「マリナさんの環境問題に対する想い、これまでの生き方、またいくつもの心に刺さるメッセージをお聞きし、自分の行動を考えさせられた。誰かがで はなく、たとえ小さなことでも自分が行動する認識を持とうと思った。」と感想を述べています。

世界から注目される資源大国であり開発の一層の推進が求められる一方で、アマゾンに代表される自然環境の保護が喫緊の課題とされているブラジルの環境問題の現状を理解し、森とともに生きる大切さを訴えてこられたシルバさんから、地球の未来のために市民一人ひとりが、従来の価値観を変え、次世代のために行動することの重要性を学ぶ機会となりました。