こんにちは!
上智大学に一年間留学をしに来ている、ベルリン自由大学 大学院 日本学専攻の二年生シュテファン・ポクラント(Stefan Pokrandt)です。修士論文は「日本における再生可能エネルギーの政治的な促進」と関係があるテーマにしたいと思うので上智大学の地球環境学部に在籍しています。日本は四回目ですが今までの上智大学での体験や印象を述べてみます。
日本に来た前にどんな住まいがいいかということに少し迷ってしまいました。前回、日本に滞在したときに新中野に住んでいる知り合いの家に住ませていただいて、今回もそこで住むか、学生寮に入るかは最初に決められませんでした。やはり新中野から四ツ谷駅までそんなに時間がかからないことや家賃は普通のアパートと比べたら何倍も安いことなどに様々ないい点があります。でも3年前に国際基督教大学に留学したときに学生寮に泊まっていて他の大学生と共に暮らしたり、お互いに助け合ったり、楽しい毎日を過ごしたりすることができたので上智大学でもそういう生活をしたいと思って結局上智大学のお勧めにより埼玉県蕨市にあるDKハウスわらびにしました。9月19日、DKハウスわらびに着いてから少し管理人としゃべりました。そのときに気づいたのはDKハウスわらびが学生寮ではなくシェアハウスです。現在の住民は上智大学に通っている人が6人、早稲田大学に通っている人が10人以上と日本人の社会人が15人以上います。予想どおりの住まいではないですがこれから始まる大学院生としての生活にぴったりな住む場所になることが後で分かってきました。
上智大学の地球環境学部に入って「環境」というテーマに注目しました。今までの研究で市民社会や社会政策などの社会科学によく携われるテーマに触れましたが環境問題を巡る授業は非常に価値があると思います。地球環境学部の刺激的な授業を取って環境歴史や持続可能なライフスタイルやエネルギーと環境などについて色々勉強になっています。興味深い授業が取れる上に上智大学の中央図書館の3階に地球環境学部の研究室があります。そこで学部の大学院生が全員集まってきて皆さんと相談することができてアドバイスを聞く機会が沢山あります。うちの大学でそんな場所がないので非常に印象に残っています。
地球環境学部以外でドイツ語学科とドイツ文学学部の大学生の皆さんと仲良くして色々なイベントに参加しています。月に二回ほどドイツ語学科の皆さんと一緒にグループタンデムをしてドイツと日本の文化の差について面白い話ができて、ドイツ語と日本語を教えあうことができます。日本人の大学生もドイツ人の大学生も活発にディスカッションに参加して、お互いに勉強を支えて、イベントの企画にも協力するのは上智大学の特徴だと思います。今まで日本に通った大学ではこのような大学生の団結を体験したことがほとんどありません。友達ができるのも早いのでもし住む場所の周りは詰まらない場合、上智大学のキャンパスで毎日友達と知り合えます。私は少しDKハウスの場所は物足りませんが、毎日上智大学のキャンパスで友達に会えるのが嬉しいです。
要するに上智大学での日常生活は楽しくて、刺激的でこれからも忘れられない経験になりました。私には大事な時ですのでドイツに帰国しても上智大学の皆さんと仲良くし続け、大学生の交換が続くのを祈ります。