進路相談

宮内優尚

はじめまして。

デュッセルドルフ大学に留学しているドイツ語学科2年の宮内優尚と言います。

留学してから2ヶ月とちょっとが経ちましたが、ドイツに来てからさまざまな経験をしたことで少し成長したような気がしています。

まだ2ヶ月ですが笑。

デュッセルドルフは日本人がたくさん住んでいることで有名だったりしますが、実際に住んでみるとあまりそのようには感じませんでした。

もちろんデュッセルドルフ中央駅やインマーマン通りなど街の中心部で日本人を見かけたことは多々ありました。ですがそれらの場所以外に買い物に行っても日本人とは滅多に会うことはなくデュッセルドルフに住んでも日本を意識することなく生活することは充分可能であると思います。

今回自分はそんなデュッセルドルフで体験したあるボランティアについて印象深かったので書こうと思います。

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内容を簡潔にまとめると、日本人学校に行ってドイツの大学に進学するか、あるいは日本の大学に進学するか迷っている日本人の生徒の進路相談にのるというものです。

このボランティアにはデュッセルドルフ大学からだけでなく、他の大学からも数名の有志が参加していたので新しい交流が生まれ、始まる前から盛り上がっていたのも面白かったです。

現地校に到着してすぐに生徒の皆さんとの交流が始まりましたがみんなすごく大人びて見えたのが印象的でした。最初に1人1人と自己紹介をする時間があり、その後グループに分かれて質問を受け付ける時間、全体で受け付ける時間という風な流れで進みました。

自己紹介が終わり質問タイムに入るとすぐに皆様々な質問をしてくれました。奨学金やバイト、サークルなど大学生活に密接に関わる質問から、日本の大学生は授業以外の時間に何をしているのか、日本の労働環境はどうなのか、日本人の上下関係についてどう思うかなど日本に住む日本人にとって耳の痛い質問までたくさん聞かれました。

いろいろな質問を受けてみて思ったことは、日本の大学に通うことの利点や意義をあまり挙げる事が出来なかったなということです。日本の大学に通う者としてプラスの面でもっと参考になるような事が言えたのではないかと少し反省しました。

ですが生徒の皆さん一人一人が自分の将来について真剣に悩み大きな決断をしようとしている姿を見て自分の高校時代を思い出しとても刺激になりました。

その後先生ともお話しする時間をいただき、自分がドイツで何をしたいのかを話す中で新たなボランティアを提供していただけるかもしれないという話をいただきました。

まだ確定ではないですがこのような機会は自分の視野を広げるチャンスであるとわかったので積極的に挑戦していきたいと思います。

残りの留学生活も100日を切りましたが、高いモチベーションのまま毎日を悔いなく送って行きたいと思います。

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