凝り固まった自分の考えを見つめなおす

興津衣緒理

Guten Tag aus Heidelberg!みなさんこんにちは。クリスマスマーケットが始まるまでの暗くて寒い時期をどうやったら乗り切れるのか絶賛苦悩中の3年生、興津衣緒理です。

気づけば留学も残すところ4ヶ月になってしまいました。こなれて(怠けて)きた所でブログの執筆の機会を頂いたのも何かの縁、ということで自分を振りかえさせて頂きたいと思います。

「なんでドイツ語を勉強しているの」「なんで留学するの」

この手の質問は私が何度も聞かれ、同じ学科の友達と相談したり自問自答し続けた質問です。きっと多くのドイツ語学科の人がぶつかる壁なのではないでしょうか・・・

留学直前・初期の私はこの二つの質問に理由づけをするので必死でした。「折角色んな人に助けてもらいながら1年もかけて留学するのに、ドイツ語を将来何にも活かせなかったら意味がない!」なんていう思考に陥り、将来の夢を半ば無理矢理に決め、なんとか自分を納得させていました。

ドイツに来て他の国から来た留学生とこの話題について質問し合っているうちに驚いたのは、周りの友達の理由が至ってシンプルなことです。

「ドイツ語がかっこいいから」「ドイツ人の知り合いがいるから」「大学でドイツ語を勉強していて、来てみたいと思ったから」などなど

というのも彼らにとってのドイツ語はあくまでコミュニケーションの手段であり、友達をつくるためのものであり、自分が住むときに不自由しないためのものであり、将来の武器にするためのものではないからです。

それからはなんだかドイツ語・留学を就活のために頑張るのは、なんだか狭い考え方だったなと思うようになりました。もちろん「将来ドイツ語の翻訳・通訳をしたいから」などプランがしっかりしている人は例外ですが、そうでなくてもドイツ語を折角日本で勉強して、チャンスがあるならば留学を価値は多いにあると思います。

ドイツ語でしか話せない人たちと話すことができたり、日本と全く違うドイツで一人で生活してみることで、自分の糧になることは沢山あります。少なくとも私は、20年間日本で凝り固まった自分の考えを見つめなおす機会を得ることができました。

望んでなくてもドイツの洗礼が待ち受けていて、温室日本で育った私たちを鍛え直してくれますしね・・(笑) 

といっても私は留学絶対推奨派ではなく、日本で勉強や課外活動に励んでいる人達を見て焦ることも多々あります。でも「留学したいけど理由がない、なんでドイツ語やってるんだろう」って悩んでる人がいるなら是非肩の力を抜いてシンプルに考えてみてください。

旅行先のクロアチア、ドブロブニクで
i-okitsu