Guten Tag!
こんにちは。
ベルリン自由大学に留学している鈴木悠輝です。
在外履修と交換留学、合わせて一年間のドイツ留学もそろそろ終わろうとしています。ドイツに来たばかりの頃はこれから一年間もドイツに住むのか、長いなと思っていましたが、今だから言えることですがここまで本当にあっという間でした。僕の場合は在外履修と交換留学で違う大学を選んだので余計にそう感じるのかもしれません。在外履修ではニュルンベルクの大学で学んでいましてが、交換留学では、ベルリン自由大学で学んでいます。半年間でようやくニュルンベルクに慣れたところでベルリンに引っ越さなければならなかったのは寂しさもありましたが、在外履修と交換留学で大学を変えることで得られる利点もあります。もちろん二つの異なる都市で生活できた経験です。
ドイツは歴史的背景から、また日本と比べて地方分権なこともあり、州ごとによって街の雰囲気がガラリと変わることがあります。僕の今学んでいるベルリンは言わずと知れたドイツの首都にして最大の街です。中心地はモダンな建物に所々時代を感じられる建物がみられ日々観光客で賑わっています。交通網も整っているので、電車とバスを使えばどこにでも楽に行くことができます。夜も遅くまで運行しているのであまり時間を気にしなくても大丈夫です。唯一問題なのはよく電車のダイヤが乱れたり運休したりするのでそこだけ気をつけてください。
僕が在外履修で学んでいたニュルンベルクの街はベルリンと比べてかなり小さめの街です。ニュルンベルク自体はバイエルン州で二番目に大きな街で、ドイツの中でも大きい方の街ですが、大学、寮、スーパーなど全てが観光地にもなっている街の中心地であるアルトシュタット(旧市街)のすぐ近くにあったので、基本的にニュルンベルクでは移動手段は徒歩でした。ニュルンベルクの旧市街の街並みは、ベルリンとは対照的に日本人が想像しているような中世の街のような雰囲気です。ニュルンベルクの中央駅を出るとすぐに旧市街がはじまり、中世のような石造の家々の道を進んで行くと、小高い丘の上にはかつて神聖ローマ皇帝が住んでいたお城があり、城壁からニュルンベルクの街を一望できます。クリスマスの時期には広場でクリスマスマーケットが開かれ、通りはデコレートされ一年で一番の賑わいをみせます。
上智大学で留学可能なドイツの街はたくさんありますが、どの街も違った雰囲気があり、歴史を持っています。在外履修と交換留学でどこで学ぼうか迷っている方は是非違う都市で学ぶという選択肢を捨てないでください。引越しがめんどくさい、心配というデメリットもありますが、より深くドイツを知りたい、体験したいという人は絶対に違う街で生活した経験が大きな助けになるはずです。