「異文化の刺激」

ドイツ語学科3年 高橋真知子(2011年次生、ケルン大学に留学中)

2013年3月からケルン大学へ交換留学生として通っています。

ケルン大学ではドイツ語の他に教育学、心理学を勉強しています。ドイツ語は週に二回、大学に併設されている語学学校で勉強しています。その他に希望すれば語学学校内で開講されているÜbung(演習)も受講できるので、私はLandeskude(地域研究)とTextproduktion(文章構成法)も受けています。Landeskundeはドイツの政治、歴史、地理などを学び、Textproduktionでは毎週テーマにそったエッセイを書き提出し、添削してもらい、典型的な誤りや自然なドイツ語表現などを、学びます。ドイツ語を母語の違う仲間と共に勉強するのは、日本語母語話者の私には思いつかない、又は初めて聞くような質問があったりするので刺激的です。今まで語学を学んできた環境、方法も異なる人たちと授業を受けるのは、その面でも勉強になると感じます。

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大学の授業はやはり、ついていくのが大変です。初めは大教室での聴講でも、こちらの学生は臆することなく質問し、教授と意見交換をするのに圧倒されていました。必死にメモを取るよりも理解する事を大切にしている姿を肌で実感します。ゼミでは、教授に相談にのっていただきながら、なんとかプレゼンテーションをやったりしています。学習環境が変ると違う発想、意見を聞ける事が多いように思うので、その点でもドイツの大学に留学することは有意義だと感じています。