第15回 知の上南戦

「第15回 知の上南戦」参加記

11月4日、歴代最後となる「第15回 知の上南戦」が南山大学にて行われました。昨年同様、南山大学からは森山貴仁先生と上村直樹先生のゼミ、上智大学からは小塩和人先生のゼミが参加しました。南山大学の川島正樹先生「縦の会」に参加されていた本学の山中美潮先生も応援に駆けつけてくださり、和やかな雰囲気の中で会が始まりました。

プログラムは、各教授からのご自身の研究とゼミについての紹介にて幕開けしました。他ゼミの実態を知り、お互いの理解が深まった時間となりました。

次に、各大学のゼミ代表者3名による研究発表が行われました。各々30分の発表時間が設けられ、最後の10 ~15分は質疑応答の時間に当てられました。1人目は、上智大学小塩ゼミ生である、私本田の発表でした。論文のThesis statementは”Refugees are not necessarily a burden on a society.”です。私は発表代表者のうち唯一3年生であり、それまで半年間の研究で学んだこととこれから研究を深めたいことをまとめ発表しました。質疑応答の時間を目一杯使い質問をいただき、新たな着眼点を得ることができました。2人目は、南山大学上村ゼミの太田さんの発表でした。テーマは、”Three Levels of Analysis of Ukraine War”です。先行研究は、慶應義塾大学・神保さんの「個人レベル」「国家レベル」「システムレベル」の3段階でウクライナ戦争を分析するものです。この先行研究とご自身の意見を照らし合わせ論を展開していた点が印象的でした。3人目は、南山大学森山ゼミの鈴木さんの発表でした。テーマは、”Is “affirmative action ” necessary in modern education in the U.S.?”です。アメリカの大学が行う、黒人と白人の入試選考の平等を図るための取り組みを取り上げていました。教授から「アジア人の視点も加えてみたら」「大学の内部事情のケーススタディもいいかも」というコメントがあり、私にとっても重要な観点だと感じました。発表を終えると、教授方からそれぞれのプレゼンと研究内容についてフィードバックをいただきました。普段はゼミ担当の教授からのみコメントをいただくので、他大学の教授方からコメントをいただくのは大変貴重で有り難い機会でした。

その後は懇親会が行われ、和やかな雰囲気の中、参加者の方々や教授と互いの大学生活のお話や就職活動、研究などについてお話し仲を深めることができました。30分ほど懇親会を楽しんだところで、教授方から結びのご挨拶をいただき、「第15回知の上南戦」は幕を閉じました。

最後になりますが、私にとって初めて自分の研究を公に発表する機会であり緊張していましたが、今後研究を深めるための学びを得ることができました。日帰りで東京から新幹線で南山大学に出向きましたが、その価値のある、とても実り多い時間を過ごすことができたと感じています。この経験を生かし、妥協せず納得のいく卒業論文を書こうと引き締まる思いです。「知の上南戦」の鳳を飾るにふさわしい会でした。大変恵まれた機会に感謝申し上げます。

 

(報告者:本学科3年 本田 珠理)