飯島 真里子 (いいじま まりこ)

飯島 真里子先生
2012年着任 准教授  歴史学博士(2006年 オックスフォード大学)
オフィス: 2-911
MAIL: miijimasophia@yahoo.co.jp

担当科目

アジア太平洋日本人移民史研究 ・ 環太平洋移民史研究

研究関心

歴史学(グローバル・ヒストリー、移民史)
対象とする地域:(環太平洋地域:沖縄・北米・ハワイ・フィリピン・台湾)
国境を越えた人やモノの移動のよって、複数の地域や国民国家が相互に絡み合い、ローカル・レベルで社会や人種・エスニック関係が変容していく過程に興味があります。具体的には、環太平洋地域の日本人の移動を、移民史と植民史の両方の視点から考察しています。また、日本人移民が栽培に関わった砂糖やコーヒー等のグローバル商品作物をテーマとして、知・技術の循環・移動についても研究を進めています。

主要業績

(1)「移動する沖縄女性―ハワイ・フィリピンをめぐって」、沖縄県教育庁文化財課史料編集班編『沖縄県史 各論編8 女性史』沖縄県教育委員会、2016、209-223。
(2)「フィリピン日系ディアスポラの戦後の「帰還」と故郷認識」『文化人類学』、2016年3月、80巻、4号別冊、2016、592-614。
(3)「フィリピン引揚者の「ダバオ体験」-移民・戦争の記憶の沈黙と共有」、蘭信三編『帝国以後の人の移動:ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点』勉成出版、2013、691-730。
(4)「戦前日本人コーヒー栽培者のグローバル・ヒストリー」『移民研究』(琉球大学国際沖縄研究所移民研究部門)2011、7号、1-24。
(5)飯島真里子「ハワイ日本人移民の二段階移動:国際移動から国内移動へ」『アメリカ・カナダ研究』2010、28号、29-67。
 
詳しくはHPまで(http://marikosiijima.jp/research/)

学生へのメッセージ

私の専門は歴史学ですが、現地に行くことはとても大切だと思っています。現地に行くことでしか得られない資料はもちろんのこと、風土を肌で感じ、人々と触れ合うことによって過去を垣間見ることができるからです。先行文献を読みこみ自らの研究の位置づけをしっかり行うとともに、複数言語運用能力の習得や座学以外の研究方法の獲得を目指し、多角的な視点から研究を深めていって下さい。しかし、一つの研究に打ち込むことは孤独な作業であり、決して平たんな道のりではありません。いくら自分の興味があるテーマであっても途中で投げ出したくなることは多々あります。そのような時、少しでも皆さんの力になり、より良い研究になるようアドバイスできればと思っています。