学部生対象Workshop「ラテンアメリカ地域研究へようこそ」

スペイン語やポルトガル語を専攻していない学生の皆さんにとって、ラテンアメリカ諸国は関心の対象となりにくい地域かもしれません。しかしラテンアメリカ地域には人を惹きつけてやまない活気ある文化、希望と失望が交錯するダイナミックな社会、そしてグローバル化とアメリカ覇権のもとで葛藤する政治や市民社会の姿があります。本ワークショップは、まだこの地域に接したことがない、あるいは漠然とではあっても関心を持つ皆さんを対象に、この地域を学び研究する面白さを伝えることを目的としています。
　 　
現地の画像や映像を交えながら、地域のおかれた国際環境と直面する課題についてレクチャーするとともに、履修可能な科目、情報の収集方法、言語の習得方法、現地訪問・調査の可能性とリスクなど、実践的な情報もできるかぎり提供します。参加者の質問やコメントを受けながら対話形式で進めますので、気軽に立ち寄ってください。なお、本ワークショップは総合グローバル学部（FGS）のマイナーとしての「ラテンアメリカ地域研究」を念頭に企画されていますが、ラテンアメリカに関心を持つ方であれば学部を問わず歓迎します。
　 　
　　
● 日時
6月27日（月） 17:00～19:00
　　
● 場所
国際関係研究所（13号館1階）
　　
● 講師
岸川毅
（総合グローバル学部教授）
柿原健佑
（総合グローバル学部3年）
　　
　
● 扱うトピック
・ 米国とラテンアメリカ（対立から和解へ：キューバ、融合へ：メキシコ）
・ ラテンアメリカとしての米国（拡大するヒスパニック世界と人の移動）
・ 民主化するラテンアメリカ（独裁者の牧場から民主主義の実験場へ）
・ グローバルに発信する市民社会（先住民組織サパティスタ、ブラジルの参加型予算）
・ グローバルイシュー（グローバルシティとしてのパナマ、コスタリカのエコツーリズム
　　
　
[共催] 総合グローバル学部 / 国際関係研究所
[問合せ先] 国際関係研究所事務室　iir-ofc@sophia.ac.jp