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研究所について
ご挨拶
激動の時代を見通す視野を求めて
- 国際関係研究所所長
- 国際教養学部教授
- 安野 正士
1913年の創立以来100年余、上智大学が国内外で高い評価をいただいてきた理由の一つは、上智が日本と世界をつなぐ国際性を備えた大学である、という点に求められると思います。国際関係は上智の教育において重要な柱の一つとなってきましたし、1969年に設立され、2003年まで存続した旧・国際関係研究所は研究の面で大きな成果を挙げました。そうした伝統をさらに発展させ、本学における国際関係研究の中核としての役割を果たすべく、国際関係研究所は2015年の7月に新たに開設されました。
折しも日本を取り巻く国際関係は激動の時代を迎え、多くの人々が世界の変動を見通す視野、日本と世界の平和と自由を守り、より確かなものにしていくための指針を求めています。本研究所の果たしていくべき役割は極めて大きいといわねばなりません。国際関係研究所は、国内外の研究機関・研究者や実務家とのネットワークを築き、高いレベルの研究を推進し、その成果を様々な形で発信して社会の期待に応えるとともに、「教員と学生が一緒に考え、議論する研究所」という設立以来のモットーを大切にし、次世代を育てる教育の面でもその役割をしっかり果たしていきたいと考えております。
ぜひ皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。