シンポジウム・講演会

アジア研究セミナー「東ティモールー独立後の暮らしと社会の現場から」を2025年1月25日(土)に開催します

第1部 アジアのドキュメンタリー映画上映会「SIKAT SUBAR (闘鶏:東ティモールの国民文化)」13:00-15:00

概要:かつてはティモールの祝祭の際の娯楽の一つだった闘鶏は、独立後、多額の資金が投じられる国民的ギャンブルになっている。この東ティモールの国民文化である「闘鶏」にスポットを当てることで、独立後の東ティモールの社会、文化のさまざまな側面を浮き彫りにする。

監督:ディオゴ・ペソア・デ・アンドラーデ
言語:テトゥン語、ポルトガル語(字幕:日本語、英語)
上映時間:94分

SIKAT SUBAR公式ウェブサイト
https://www.sikatsubar.com/

解説:福武慎太郎(上智大学アジア文化研究所所員/上智大学総合グローバル学部)

第2部「独立後の東ティモールの20年といま」15:00-17:00
言語:日本語、英語、テトゥン語(テトゥン語に関しては逐次通訳あり)

独立の是非を問う住民投票から四半世紀、正式独立より20年余り、2022年にASEAN加盟が原則承認された東ティモールについて、正式独立後の20年の東ティモールの政治、経済を検証します。
ゲストスピーカーとして、政府や国際機関の開発事業のモニタリングを専門とするNGOラオ・ハムトゥックのマリアノ・フェレイラ氏を招き、独立後の東ティモールの20年をふりかえるとともに、2023年に誕生したシャナナ・グスマン政権後の1年を検証します。

登壇者:
・マリアノ・フェレイラ NGO「ラオ・ハムトゥック」研究員
1974年生まれ。東ティモール人。インドネシア国立ジェンベル大学経済学部経営学 科中退。大学在学中に東ティモール学生民族抵抗組織レネティルの一員となり、東ティモールの自決権を求める抵抗闘争に加わる。99年、住民投票の実施が決まると同時に 東ティモールに戻り、人権団体ヤヤサン・ハックのスタッフとして人道活動やコミュニ ティエンパワーメントに従事。2009年より開発モニタリングを専門とするNGOラオ・ハムトゥクで農業、土地問題、経済分野の研究員として調査、アドボカシー活動をおこなう。

・イリディオ・シメネス・ダ・コスタ(駐日東ティモール大使)
・阿部健一(総合地球環境学研究所、平和環境もやいネット)
・上田逹(摂南大学国際学部)
・土屋喜生(京都大学東南アジア地域研究研究所)

司会:福武慎太郎


主催主催:上智大学アジア文化研究所
講演:駐日東ティモール大使館
日時2025年1月25日(土)13:00-17:00
第1部:アジアのドキュメンタリー映画上映会「SIKAT SUBAR (闘鶏:東ティモールの国民文化)」13:00-15:00
第2部:「独立後の東ティモールの20年といま」15:00-17:00

テーマ東ティモールー独立後の暮らしと社会の現場から
登壇者(敬称略)マリアノ・フェレイラ NGO「ラオ・ハムトゥック」研究員
イリディオ・シメネス・ダ・コスタ(駐日東ティモール大使)
阿部健一(総合地球環境学研究所、平和環境もやいネット)
上田逹(摂南大学国際学部)
土屋喜生(京都大学東南アジア地域研究研究所)
会場上智大学四谷キャンパス 2号館1702会議室
https://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/access/campus/
使用言語第1部 映画上映会 
テトゥン語、ポルトガル語(字幕:日本語、英語)
第2部
日本語、英語、テトゥン語(テトゥン語に関しては逐次通訳あり)
お申し込み以下のフォームより1/23までにご登録ください。
https://forms.gle/AKUoECH1Mer7hg3e9
お問い合わせ上智大学アジア文化研究所 
i-asianc@sophia.ac.jp