上智大学

上智大学 文学部新聞学科

DEPARTMENT OF JOURNALISM

柴野ゼミ

担当教員

柴野京子

所属ゼミの特徴・雰囲気

柴野ゼミは、「分からない」ことを「分からない」と言えるようになるゼミです。
雑誌、映画、児童書、漫画、ラジオ、お笑い、ミュージカル、アイドル、スポーツ……など、ゼミ生は自分の「好き」を研究対象にしています。
「好き」を対象にするあまり、視野を広く持つことが難しい時や、論文として結果を出さなくてはというプレッシャーから「分かった」と思い込んでしまう時が多々ありました。ですが先行研究を読みゼミでの発表を行う中で、何が明らかで何が未だ明らかではないかを整理し、自身の研究テーマの目的や問いを定め、それに対しどのようにアプローチするかという研究のための基礎的な考え方が身についていきます。
また、ディスカッションを重視する柴野ゼミでは「分からない」を見つけ、言葉にすることから始まります。その「分からない」に対し、様々な興味関心を持つゼミ生の多角的な視点からアドバイスを貰える良い議論の場が常にあり、皆で「分かる」を目指せる、それが柴野ゼミです。そして何より、ゼミ生の研究テーマが様々なので、色々な分野の話が聞けるのがとても楽しいです。
(2022年度 4年ゼミ長 鷲見萌夏)

ゼミの進め方

ひとりひとりが自分の「問い」をたて、そこに向き合うこと。そのために、自分の発表だけでなく、他人の発表をきき、テーマや方法を真剣に考えることを何より重視します。そうした積み重ねの中でさまざまな知見やアイデアに巡り合い、想像力や思考力、批判力が鍛えられます。教員もメンバーのひとりとして、キビしく楽しく参加します。
全員が互いに各自のテーマと格闘してゼミ論(4年では卒論)を書きあげます。3回のチャンスを有効につかってほしい。
結論をもとめるのではなく、議論をもとめよ、がモットーのゼミです。