上智大学

上智大学 文学部新聞学科

DEPARTMENT OF JOURNALISM

阿部ゼミ

担当教員

阿部 るり

所属ゼミの特徴・雰囲気

「意見を出し合える活発なゼミ、視野が広がるゼミです。」
「自分が考えているよりも世界は広いし、自分自身ももっと広い視野を持って生活していきたいと感じるとともに、さまざまな世界を知ることができるこのゼミの環境がとても楽しいし充実している。」
「研究のやり方についてはじめは漠然としていたものが、少しずつどのように進めていけばよいのかその方法が理解できるようになる。文献を読み、ドキュメンタリーを観ることで自分が知らなかった世界や他のゼミ生の考え方を知ることができて自分自身の考え方に柔軟性が出てくる。」
「当事者の視点を重視した阿部先生の指導は、自主的に問題意識を抱く大きな手立てとなっています。学年の枠を越えた活発な意見交流も特徴的で、いつも新たな気づきを得ています。現代社会を生きる上で、知るべきことがたくさんあると身につまされました。ゼミ生同士での議論を通して、画一的な見方から抜け出し、多様な価値観の理解を深めることが出来たと実感しています。」(以上、ゼミ生の声)

ゼミの進め方

「多様性(ダイバーシティ)、多文化共生とメディア」をテーマに研究、文献講読、フィールドワークの3点を中心にゼミを進めています。2年生は学生がテーマ設定したグループ研究を1年間かけて行います。3年生からは個人研究を基本とします。文献調査だけではなくフィールドワークを行うことで、現実の社会に根差した研究であることを目指していきます。
年間を通して行う文献講読では課題となる本について担当者が報告、全員でディスカッションを行い、課題となった文献への理解を深めます。時にはドキュメンタリーを視聴、キャンパス外にも足を運ぶなどしながら、ゼミ生の問題意識を育んでいます。
ジェンダー、マイノリティ、人種、イスラーム、国際関係とメディアの関係性などに関心を持って研究している学生が多いですが、これまでに浅草、秋葉原、映画館、若者のデモ参加、難民問題などをテーマにフィールドワークを行い研究としてまとめた学生もおり、ゼミでの研究テーマは多岐に渡っています。