上智大学

上智大学 文学部新聞学科

DEPARTMENT OF JOURNALISM

国枝ゼミ

担当教員

国枝智樹

所属ゼミの特徴・雰囲気

【2年生】
国枝ゼミでは広報・PR論について学んでいます。PR(パブリックリレーションズ)とは、組織体が人々に対して良好な関係を築くために行う説得的コミュニケーション活動のことです。日本語では「広報」という言葉が訳語になっています。そして、ここでいう組織体とはこの世に存在するあらゆる組織のことを指します。身近な所では、大学のサークルから大きなところでは国連までが研究対象になるのです。ここがマス・メディアを中心に研究している他の新聞学科のゼミと一線を画すところです。実際のゼミでは、企業の広報戦略について分析したり、実際にある組織を想定してその組織がとるべき戦略を考えたりしています。新聞学科とは言うけれど、テレビ・新聞・出版どれもピンとこないな…というそこの君!国枝ゼミでPRを学んでみないか?!(2年生圷)

【3年生】
ゼミ生は個性豊かな人が多いです。またそれぞれ広報や広告になにかしら興味を持っている人が多い印象です。

主にグループワークを中心に研究を進めます。2年次には、4~5人のグループに分かれて、企業や社会問題に関して、広報事例を調査してグループごとにプレゼンをしました。たとえば、豊洲市場移転問題や衆院議員選挙における各政党のPR状況の調査などを扱いました。さらに、調査したい業界を選んで情報を共有するなど、プレゼンを中心におこないます。その他、自分が興味のある文献を読んで1000字程度のブックレポートも提出しました。

3年次はまず各自の興味・関心に合わせて、調査したい業界・企業を選択し、広報の取り組みに関して調査し、今後、どのような取り組みをしたら広報上有利になるのかという改善案を提案、発表しました。その後は個人で関心のある広報広告上のテーマを設定し、調査を行なっています。年度末にはゼミ論を執筆する予定です。(3年生鹿倉)

ゼミの進め方

本ゼミでは広報と広告をテーマに文献購読や調査、研究、企画、プレゼンテーションなどを行います。企業のCMから政治家によるメディア戦略まで、様々な組織によるコミュニケーション活動を理解し、社会における様々な課題を、コミュニケーションを通して解決する可能性について模索します。

2年生は広報広告の基礎を学び、社会における様々な取り組みを理解し、それらを分析する視点を養います。また、グループでの調査や企画、プレゼンを経験します。3年生は広報、広告に関連した研究テーマを選び、ゼミ論の執筆に取り組みます。4年生では個人の関心を更に掘り下げ、卒業論文の執筆を行います。