去る10月17日、東京ロシア語学院主催の第49回全国ロシア語コンクールが無観客で行われました(大会の詳細についてはこちらのページをご参照ください)。
本学科からも1年生の久保田うららさんが参加しました。
久保田さんから今回のコンクールへの参加について文章を寄せていただきましたので以下にご紹介します。
私は今回「私の夢」というテーマでスピーチを行いました。小学生の時、近所に巨大な碑があることを発見した事が私の夢に繋がっています。夏休みの自由研究として調べるとニコライ二世が鹿児島を訪問された際に、鹿児島市民が歓迎して作った碑であることがわかりました。調べていくと他にも鹿児島とロシアには様々な関りがあることを知り、ロシアを身近に感じるようになり、大好きな国となりました。しかし周りにはロシアに対する偏見からなかなか理解してもらえませんでした。この状況を打破したいと考えた私は、日露の外交問題を解決し、互いをさらに知るべきであると考え、大学でロシア語を専攻し将来の夢を志すようになりました。スピーチの最後では「日本とロシアの架け橋になる」事を宣言いたしました。
出場を急に決めたにもかかわらず、先生方は文章を丁寧に添削してくださり、また本番当日まで毎日発音指導を行ってくださいました。今回は2位という結果でしたが次回は一般部門での優勝を目指そうと思います。今後もロシア語の勉学により一層励み、スピーチの中で示したような人物になれるように精進してまいります。
コンクールは来年も開催予定とのことですので、参加資格のある皆さんは奮って参加を検討してください!