2018年度の卒論発表会を行いました。


ロシア語学科
秋山 真一

 1月30日(水)に6号館304教室で2018年度のロシア・ユーラシア研究コース卒業論文発表会が行われました。今年度は18名の学生が卒業論文を執筆しましたが、当日1名が欠席したため17名が卒業論文のプレゼンテーション・質疑応答を行いました。卒業論文を提出した学生の氏名と論文タイトルは以下の通りです。

◆河野航貴:ロシア構成主義再考 ―建築における構成理論の発展と機能主義との異相を中心に—

◆明珍奨真:1920年代における劇中劇 —М.БулгаковとН.Евреиновの戯曲における劇中劇の構造と特質—

◆藤田勝利:ウクライナにおける地域の特徴を踏まえたバイリンガル社会の可能性 —若年層へのアンケート調査を通じて—

◆勝又菜摘:古代ノヴゴロド方言における第2母音重挿について

◆乾貴弘:ソヴィエト連邦初期における言語政策・文字政策の歴史とその変遷 —ラテン文字化とキリル文字化の進行と実施について—

◆山田美月:ロシア語と英語のテンス・アスペクトの違い

◆浅野晨:中露国境の変遷 ―中露国境問題はいかに解決されたか—

◆番場安花莉:労働移民の受け入れをめぐる日本とロシアの比較 —移民時代と国民戦略の狭間で—

◆髙川真由子:ロシア連邦における少数民族の言語の現状 —開発が進む北極域を例として—

◆小田裕也:ロシア語動詞 “пить” と “есть” に関する実践的研究

◆半田和樹:ロシアの公教育における宗教教育

◆新田雄士:ロシア中東外交活動の数量的分析 —外交研究へのデータマイニングの導入—

◆菊地諒:ロシアにおける観光業の発展について

◆鶴見百英:ロシア動物昔話に見られる人と自然との間の境界線 —ロシアの異教を手掛かりに—

◆有馬隼人:ロシア軍需産業の今後 ―軍需産業は多角経済の一翼を担えるか—

◆櫻庭亮介:プーチン政権は帝国主義か —ロシア軍改革の視点からの考察—

◆小金井順子:トルストイと芸術 —『アンナ・カレーニナ』『復活』を例に—

◆山脇華子:明治期における正教会と亜使徒聖ニコライ(都合により欠席)

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