2024年12月7日(土)に第32回 創価大学創立者杯 ロシア語スピーチコンテスト開催されました。今回、上智大学からコンテストに参加した2名の学生からのコメントを紹介したいと思います:
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① 山本 彩加さん(1年生)
課題文の暗唱とその内容に関する質疑応答を行いました。ロシア語のイントネーションに慣れることが大変で、練習に時間をかけました。ご指導いただいたスヴェトラーナ先生には感謝申し上げます。
今回ロシア語スピーチコンテストに参加して、客観的な評価を得られたことが自信に繋がりました。休憩時間に他の弁士たちとの交流もできて楽しかったです。まだ未熟ですが、これからもロシア語を使う機会を積極的に活用していこうと思います。
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発表時の山本彩加さん
② 髙橋 由凪さん(3年生)
私は昨年同スピーチコンテストに出場して思ったような結果を残せなかったので、リベンジを果たしたいという個人的な感情の勢いに任せて、参加を決意しました。
スピーチ原稿の作成にあたり私は、ネット上での2人のロシア人との出会いと、短期留学で行ったカザフスタンでの出来事を思い出しました。そしてこれらの中で、相手からステレオタイプを基に嘲笑された時の悔しさと、逆に、自分がステレオタイプで相手の人格を見積もっていたことに対する反省から、「ステレオタイプに囚われて」という題名をつけ、偏見から離れた視点を持つことの大切さを伝えようとしました。そして最後に、ロシア語を勉強していなければこのような機会は無かったということを著して、原稿を締めました。
壇上ではマイクを持つ手が震えるくらい緊張しましたが、準優勝という評価を頂いただけでなく、本コンテストへの参加を通してロシア語話者にも自分の想いを共有することができ、私は当初の目的よりも大事なことをやり遂げた気がしました。また、それまで自分の心の中に漠然とあった、ロシア語学習を通じて相互理解を深めたいという想いが、参加を経て明白なものへと変わりました。
最後に、コンテストを主催してくださった創価大学及び関係者の皆様、そして、私の原稿を添削したり、毎週夜中になっても発音練習に付き合ったりしてくださったスヴェトラーナ先生に、改めてこの場をお借りして、心より感謝の意を申し上げます。
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発表時の髙橋由凪さん