2月1日(水)に12号館302教室で2016年度のロシア語学科・卒業論文発表会が行われました。今年は14名の学生が氏名の50音順で卒業論文のプレゼンテーションを行いました。
◆青鹿恒喜「ロシア人の宗教観―西欧との比較において―」
◆阿比留崚介「『砂漠の白い太陽』における神話性の拮抗」
◆石井沙希「ヴィッサリオン・ベリンスキーの文芸理論における自然美」
◆荻野朝美「ロシア文学と日本漫画における聖女ヒロインのイメージの推移」
◆奥村大志「古代・中世ロシア語書物における物語性 年代記とフォークロアについて」
◆加藤芳樹「エルドマンとブルガーコフの戯曲における悲劇的笑劇性―『委任状』と『ゾーヤ・ペーリツのアパート』を例に―」
◆斎藤群志「極東地域を中心とするロシアの水産業における考察」
◆桜井健人「ロシアの戯曲における言語外現実―ブルガーコフとチェーホフを例に―」
◆瀬底瑞貴「死生観と作家としての特性から考えるチェーホフの宗教観」
◆垂水航祐「スターリン様式建築のイデオロギーとその変容」
◆鴇田一樹「現代におけるロシア語学習教材の実態と今後―構造と内容の側面から―」
◆西野琴美「成長を続けるロシアのスーパーマーケットチェーンストア―特徴と戦略―」
◆服部雅史「ソ連崩壊後のロシア権威主義体制―ロシア的民主主義と未成熟な中間層の関係―」
◆廣瀬隼人「ロシア語における活動体の定義について―意味論的側面から―」
会場と発表者との質疑応答も活発に行われました。
卒論発表会の終了後は、恒例の追い出しコンパが紀尾井坂ビルの会議室にて行われました。