6月17日(日)東京・世田谷にある東京ロシア語学院で第47回全国ロシア語コンクールが開催され、一般クラス(5分のスピーチ+質疑応答)で本学・ロシア語学科4年生の立古譲治(りゅうご・じょうじ)くんが優勝しました。これで上智・ロシア語学科の学生が4年連続で優勝したことになります。(昨年のコンクールについてはこちらのブログもご参照ください。)
立古くんはモスクワの南東1700キロメートル、ヨーロッパとアジアの境界にある地方都市、オルスク(オレンブルク州)についてスピーチしました。オルスクをスピーチの題材に選んだ理由を立古くんは「オルスクはロシア人でも知ってる人が少ないものの、ソビエト時代を生きた人ならば『ОРСК』(オルスク)という冷蔵庫のブランドを知ってるはずで、オルスクには本当のロシアの雰囲気が残っている。ロシアは大都市でも地方都市でも様々な民族が混在しながらも平和に暮らしているから」だと語りました。
また、一般クラスの優勝という成績を振り返って「今回優勝できたのはロシア語学科の先生方のおかげであることは言うまでもありません。今回はロシア語を勉強してる人たちに向けて、モスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市だけでなく地方都市の魅力も伝えたいと思い、オルスクについてスピーチしました。今後もロシア語の勉強を頑張って続けていこうと思います。」と語りました。
優勝の副賞として、立古くんには東京―モスクワ間の往復航空券とモスクワでのロシア語研修招待が贈られました。