11月14日、上智大学とカザン連邦大学のオンライン交流会を実施しました。上智大学から外国語学部ロシア語学科の学生が14名、カザン連邦大学から日本語を専攻する学生が9名参加しました。
昨今のコロナ禍の影響により、両国への留学や旅行がこれまでのように行えないなどの事情もあり、学生間交流が非常に困難な状況にあります。このような状況の中、本学卒業生で現在、カザン連邦大学で日本語教師をしている松尾恵理沙教師より、オンラインでの交流の申し出があり、今回の交流会を開催する運びとなりました。
交流会当日のプログラムは以下の通りです。
- 開会のあいさつ
- カザン連邦大学より発表(カザンの街紹介、ロシアのお正月)
- グループ交流その1
- 上智大学より発表(東京の街紹介、マンガの歴史)
- グループ交流その2
- 閉会のあいさつ
本交流会の進行はスヴェトラーナ・ラティシェヴァ准教授とカザン連邦大学の松尾教師にてロシア語と日本語で行い、両大学からの発表は学生自身がロシア語と日本語で行うなど、終始2言語を使用し実施しました。また、グループ交流では、ロシア語と日本語、時には英語を使って楽しみながら交流する学生たちの姿が印象的でした。最初は遠慮がちだった学生も見受けられましたが、お互い打ち解けるうちに終盤には時間が足りないほど盛り上がっていたグループもあり、今回の交流が学生にとって有意義なものになったのではないかと感じています。今回のみではなく、今後も何らかの形で両大学の交流が続いていけることを願っております。
本交流会開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様に深く御礼申し上げます。