「ロシア語会話練習プログラム」の取り組み紹介

日本では授業以外でロシア語を話す機会は,自分で作らない限り,ほとんどありません.ただ,実は,ロシア語圏からの留学生は国際教養学科へ毎年来てくれています.この状況を活かして,教員とだけでなく,学生が同世代のネイティヴスピーカーとロシア語で交流できる場所が作れないか…. そう考えていましたが,両者が四谷キャンパス内にいるというだけでは,そのような機会はなかなか生まれませんでした.

そこで,学科としてロシア語の学習環境を充実させるため、会話を念頭においた学習相談プログラムを23年度から毎週実施しています(24年度春学期は毎週火曜と木曜に実施).このプログラムを現在担当してくれるロシア語のネイティヴスピーカーは,Типакова Камиллаさんです(カザフスタン出身で,モスクワ大学から国際教養学科へ留学中の学生です).同年代の学生同士で,ロシア語で交流ができるということもあり,毎週通う学生もいます.

内容は,

(1) 交流会: 自己紹介、雑談、ロシア語の質問など
(2) ディスカッション: テーマを設定して、議論をしてもらいます。
(3) 学習相談: 個人的にロシア語の質問や、学習方法の質問をする時間です。

これからも,学科として新しいプログラムを検討する,新しい留学先の開拓するなど,学習環境の改善に尽力していきます.

(興味がある学生はぜひ参加してみてください.)