1月31日(水)に12号館302教室で2017年度のロシア・ユーラシア研究コースおよびロシア語学科在籍学生の卒業論文発表会が行われました。今年度は14名の学生が卒業論文を執筆しましたが、当日1名が欠席したため13名が卒業論文のプレゼンテーション・質疑応答を行いました。
提出された卒業論文の内訳は、ロシア・ユーラシア研究コースが11本、言語研究コースが2本、中東・アフリカ研究コースが1本でした。(ポルトガル語学科に在籍しつつロシア・ユーラシア研究に卒業論文を発表した1名分を含みます。)卒論提出者と論文タイトルは以下の通りです。
① ロシア・ユーラシア研究コース
◆田村祥太郎 国営宇宙公社ロスコスモスに関する考察 ―ロシア宇宙産業の構造改革―
◆池田多詠子 日ロ経済関係の正しい評価への考察
◆大橋知紘 ロシア独立電力系統地域における風力発電事業の可能性
◆岸本拓己 ロシア語における借用語の表記 ドイツ語由来の借用語における表記とその考察
◆池澤匠 スルジクとウクライナ語純粋主義の関係
◆鈴木千裕 日露のIT産業における教育文化面・経済面での成長について
◆丸嵜友梨子 アパレル産業からみるロシア経済 ―日本のファストファッションブランドは新たに参入できるか―
◆後藤幸太郎 ロシア語と日本語における音象徴の共通性
◆都澤花菜 日ロ関係におけるインバウンド政策の分析と提言 ―地域活性化に向けて―
◆清水真伍 『エヴゲーニイ・オネギン』の日本語への翻訳法の提言とその実践
◆木村璃央(ポルトガル語学科) ルーマニア社会における少数民族ロマの迫害と差別 ―ロマ迫害の歴史的推移と差別の実情―
② 言語研究コース
◆堀口空 ロシア語におけるアクロニムの格変化に関する音韻論的研究
◆塗谷紗季 ロシア語における色彩語のイメージ研究とメタファーへの応用
③ 中東・アフリカ研究コース
◆德岡千香子 子ども兵という肩書きを背負って ―ウガンダ、アチョリに見る子供兵の社会復起について― (都合により欠席)
卒業論文発表会の後は恒例の卒業生追い出しコンパが行われました。