本日は練習も裏方作業もおやすみです。何においても言えることですが、「休む」ことは大変重要です。一旦、心身ともにリセットすると何事も上手く行くものです。
今回は本番近くのスケジュールに関するお話。月火は裏方準備、水金は通し稽古と裏方の並行作業、土日は時間、教室を見つけては通し稽古。一見、鬼のスケジュールですが、文化祭やイベントの前とはそういうものです。通し稽古を週に4日程度というのは、実は少ないそうですね。団員みんなが「演劇」というものに4年間全力で!という心構えではないので、団員の体調管理などは非常に重要だと感じる今日このごろです(つまり出来ていないという反省です)。我がロシア語学科は各学年テストが多いことが負担になっていますが、これぞ学生生活!と割りきって、何事も楽しんで行きましょう。
ではでは、毎日演劇用語解説
「立ち稽古」「場当たり(きっかけ稽古)」
立ち稽古は一般に戯曲の読み下しが終わり、各キャストが台本を持った状態で演出に合わせ、あるいはアドリブ(即興)で稽古をする過程です。場当たりでは本番で使う舞台上での立ち位置、照明、音響、大道具、小道具、上手(かみて)下手(しもて)の入り、ハケを確認します。裏方の人の作業(照明、音響)はすべて「きっかけ」と呼ばれ、きっかけ稽古とも呼ばれます。これは俳優陣と裏方陣の舞台上での初の合流過程です。一般に演劇では本番で使う舞台に、本番の2,3日前に入れるようになるので、私たちの劇団のように本番会場での練習の予定がまばらな学生演劇では、中々耳慣れない単語ではあります。
Hideki.M